メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たゆたえど、沈まず

ここに一冊の古本がある 

2012年06月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


ここに一冊の本がある

自然治癒力を活かせ
   ー難病治療の決め手ー
小倉重成著 昭和48年初版 創元社刊

およそ40年前の本だが、 当時千葉県木更津市で開業する難病の治療に情 熱と実績を持つ名医が書いた本である
彼は著書のあとがきにこう書いている

万能と思って期待をかけた近代西洋医学に限界があって行き詰まっ た。
次いで期待をかけた東洋医学、そしてさらに食べ方・鍛錬・姿勢・ 呼吸・環境と、一つ一つ学んでは壁に突き当たり、 最後に精神の問題に取り組まざるを得なくなった。

彼のいう精神の問題とは、患者の生き方、 つまりそれを支える行動哲学というか、 要するにどんな心構えで生きてきたかということに病気は起因し、治すのも心構え次第ということだと思う。
そこを見つめ直し、患者自身がが生き方の非を反省し、 生き方を変えなければ根本の治療にならないということを言ってい るようだ。

その上で、彼の治療の方針はユニークである
まず、食事は一日一食、基本は玄米菜食、 それと鍛錬と称して一日10キロのマラソン、 もしくは5000回の縄跳びが日課であり、目標である
それに挑戦しながら薬の加減を処方していく

古い本だから懐かしい言葉が出てくるが、入院患者の体験談には、 用意するものは、トレパンと着替えと運動靴、 縄跳びの縄をボストンバックに詰め、 さながら運動部の合宿に参加するようだと書いてあり、 実際に入院すると、ほとんどのベッドは空っぽで、 マラソンや縄跳びに出かけているらしい。
これが全国から集まる難病患者の病室らしい。
付録についている「難病克服体験記」が面白い
8m先のトイレまで8分かかって歩いていた人に彼はマラソンに挑 戦させるのである。
やる気にさせる先生も凄いがヤル気になった患者も凄い
要は心構えに行き着くということか
体を動かすことがいかに大切かがヒシヒシと伝わってくる本である

こういういい本をちゃんと探し出すくせに、 傍においたままのバカな男がココにいる。

動かねばと思って一昨日は11000歩、 昨日は14000歩をやっとの思いで歩いた
今日も午前中でやっと一万歩である
マラソン10キロや縄跳び5000回には程遠い
歩幅50センチとすると20000歩歩かないと10キロにならな い
しかもトボトボ歩きで3000歩ぐらいで一休みしないと無理で、 走るなんて今のところ不可能である。
何しろ階段8段で息切れが始まる
でも、歩き始めたおかげか今朝の新聞配達は少し体が軽く感じた
新聞配達がもう限界かもと思っていたのが、 ひょっとしてもう少しいけるかもと思える手掛かりである
嬉しいし、楽しくなってきた。
何とも単純な男である。

医療や薬も結局は治療の補助手段である
治すのは自分ということだ。
COPDの医療機関での治療はネットで調べる限りどこでやっても 同じである
同じような検査、同じような処方で、優劣がなさそうである
治らない、治せないが前提だから名医はいない
もし、 治療に期待するものがあるとすれば呼吸器リハビリの効果で、 これは優秀な理学療法士との出会い次第だと思う。 
私は加圧トレーニングの最優秀と思われるトレーナーにこの身を預 けている
補助手段はこれで十分、薬は今の状態では不要である
治せる自分との出会いをあれこれ模索している状態だが、 前向きでいる以上無駄なことは何もないと思う。
前途洋々とノンビリ構えている単純バカである。
さて、もうひと歩き、行ってきま〜す!

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ