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上海大学シニア留学日記

故宮博物院 

2012年06月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

台湾旅行3日目。
毎日夜が遅いので、朝風呂に入ることにしている。
台北の水は、上海のように黄色みを帯びていない。
透明だ。ただし、直接は飲まない方が良い。


今日は朝9時にホテルのフロントに集合。
タクシーで問屋や商店が軒を連ねる下町の「迪化街」
にある縁結びの神様を祀る「霞海城隍廟」という所に行く。
私を除く3人は独身である。
Cさんにはさほど感じられないが、A子さん、B子さんは
当然のことながら結婚願望が強い。
かくて、3人が特別料金を払って、独特の流儀に
従ったお祈りをし、最後にお守りと飴を貰う。
ガイドブックに載っているのか、日本人の女性の
観光客があちこちにいた。
さて、この3人近いうちに恰好な伴侶に出会えるでしょうか。



(「霞海城隍廟」、小さな廟だ。)



(熱心に拝む若い人達)



次に、MRT(地下鉄)に乗って、士林まで行き、バスに
乗り換え、故宮博物院に行く。
A子さんがスイカのような交通カードを予め用意して
くれていたので、とても便利だ。
バスの運転手が降りる客にいちいち「謝謝」と言い、
客も「謝謝」と言う。台湾って、こういう国民性なんだ。


今日は、朝から雲一つ無い好天に恵まれ、気温が上り、
汗が吹き出す。
故宮博物院は中国風の巨大な建物だ。
日曜日とあって、大勢の見学客で一杯だ。
蒋介石が台湾に逃げる時、北京の故宮から歴代皇帝が
収蔵した貴重なコレクションを持ちだした。
北京の故宮博物院の所蔵品より数が多いので、一度に
全部展示出来ないそうだ。
この日も、別棟でテーマを絞った特別展覧会をしていた。



(台湾故宮博物院)


私は、今回の旅行でこの故宮博物院を見学するのが
一番の目的だったので、12時に入口で集合することを
決めて、みんなと別れ、一人で見て回った。
かなり足早に見て回った結果、最も有名な肉形石と
翆玉白菜を見ることが出来た。
本当は一日かけてゆっくり見たいほどの名宝の数々だ。


最後に分厚い図録を購入し、帰ってからゆっくり
見るつもりだ。第1展覧区と言われる、本館をやっと
見れだけで、特別展覧会を見る時間は無かった。


再びバスで士林に戻り、火鍋の店に入る。
A子さんの勤務する会社の社長さんご一家が
我々を招待してくれた。
社長さんは50ちょっと過ぎの方で、親の代からの資産家
だそうで、台湾、日本、中国本土、東南アジアで手広く
事業をされている。
奥様は元スチュワーデス。4人のお子達は中学生から
幼稚園まで、のびのび育っている。
日本の子供達と比べ、みんな眼が澄んでいるように思える。
家族6人がお揃いのTシャツを着て、我々をもてなして
くれた。



(社長さんご一家)



火鍋は、四川、モンゴル、韓国?、豚骨の4種類のスープで
食べる。私はモンゴル風のスープが口に合った。
これでもかこれでもかという位に、羊・牛・鶏・野菜・海産物
が出てきて、最後にはお腹が苦しくなった。
Cさんここでも好物のアサリや海老を心おきなく食していた。



(火鍋料理)



会食後、社長さんご一家に丁重にお礼を申し上げて
別れた後、歩いて10分ほどの蒋介石の旧官邸である
「士林官邸」を見学する。
広大な敷地で、この頃には太陽が頭上に登り、暑くて
少々バテ気味。



(蒋介石の専用車)


「士林官邸」から、今度はタクシーで「忠烈祠」に行く。
「忠烈祠」は抗日戦争や共産党軍との内戦によって
戦死した約33万人の霊を祀った廟である。
ここで有名なのは1時間ごとに行われる衛兵の交代式。
衛兵は1時間息をしている気配さえ殺し、真っ正面を
見据え直立不動の姿勢をとっている。
それだけでも、感動的だ。



(この姿勢で1時間)



(衛兵の交代式)


「忠烈祠」からタクシーを拾い、運転手にマッサージの
店に連れて行って貰う。
降りたところの店、90分、1,800台湾元だという。
日本円で4,700円は日本と変わらない値段、90分
という時間もちょっと時間を取られ過ぎる。
と言う事で、別の店で1時間、日本円で2,000円超の
店に入る。
私についた、マッサージの若い男性は、ただ力が
強いだけで、残念ながら余り上手とは言えなかった。


ここから、またタクシーを拾い、世界第2の高さを誇る
「TAIPEI 101」と言うビルに向かう。この辺り、台北市政府
や新光三越、、統一阪急百貨店などがあり、台北の銀座
のようなエリアで、垢ぬけたショップやレストランが並ぶ。


若い3人は台湾のマックのバーガーがどんな味付けなのか
興味があり、マックで休憩する。


それから、いよいよ「TAIPEI 101」の5階から時速60kmの
世界最速のエレベーターに乗り、89階の展望台に登る。
この頃、辺りは暗くなって、展望台からの夜景が見事な
までに美しい。



(TAIPEI 101)



(5階まではファッションブティック)



(展望台からの夜景)



(暗くなってからのTAIPEI 101)



この後、地下鉄の駅まで歩くが、この辺り新開発区なのか
1区画を歩くのに随分距離がある。
地下鉄に乗って、太平洋SOGO百貨店が2店舗もある
繁華街に行き、最後の晩に相応しいレストランを探すが、
時刻も20時を回り、適当な店がなかなか見当たらない。
30分も歩きやっとのことで、香港料理の店を探して入る。
料理を7〜8品と冷えた台湾ビールを頼む。
料理はとても美味しかったが、昼間、火鍋を食べ過ぎた
せいか、思ったよりも食べられない。
そのうち、閉店時刻となり、まだ栓を抜いてないビールと
残った料理を包んで貰い、ホテルに持ち帰る。



(香港料理)


最後の夜なので、私の部屋で4人で1時間、若しかして
もっとだったかも知れないがおしゃべりをしながら飲み直す。
みんなを送り出すところまでは、覚えているが、服を
着たまま眠ってしまった。


今日も長い長い1日であった。

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