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たかが一人、されど一人

入梅 

2012年06月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

本格的な梅雨空になってきた。スカッと爽やかではなくても体感温度はベストで、冷えを嫌い、乾燥肌で冬中全身が痒かった老生にとっては極めて快適である。日本には四季の他に梅雨と言う素晴らしい季節があると誰かが言っていた。外国にはひょっとするとこの季節感が無いのかもしれない。知人のブログに雨を顕す言葉の十数件書かれ、中に若葉雨なんて言葉もあった。梅雨にもある懐かしさを感じるが、子や孫たちに説明するのが難しいかもしれない。そこには記述されていなかったが、矢代亜紀が歌う歌に「こぬか(小糠)雨降る・・・・・」がある、小生にはこれが一番しっくりくる。小糠についても当然質問は来るだろうが、この季節になると婆さんが漬物を取り出す甕の中に入っている床の材料だよ、と教えてやることが出来る。もうみんな甕の中で粉状のものは無いかもしれぬが、いい勉強になるだろう。最近は乱れに乱れている日本語ではあるが、歴史的に日本人は文学的で、洒落ていた事を誇らしく思いたい。植物の成長にはこの気温と水分が欠かせないいのだろうが、ここ数週間の生育ぶりは驚くべきものだ。どこもかしこも木々鬱蒼としている。近所は紫陽花の真っ盛り、色が様々なのも面白いが、大きさがテニスボール程度から大きなのは我が頭、或いはバスケットボールほどのものまである。近所に白、薄黄色、紫の大きな花を、群れるように見事に咲かせているお宅があるが、我が家にあるのは額紫陽花で、まばらな間隔でぱっともせず密やかに雨に打たれている。緑の葉のところどころに濃い紫の花を見つけると、こちらもそれなりに一寸した風情だ。雨に降りこまれれば、外に行くのも億劫になるだろうし、外出するにしても最もお洒落と無縁の季節ではないだろうか。年中洒落っ気と無縁な者が言うのもおかしいか?夜目遠目傘の内、傘をさしていれば皆美人に見えるらしい。確かに高級な雨傘に洒落た長靴を履いている若い子は美人に見えるかもしれない。梅雨時は情操が豊かになる季節なのだろう。

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