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平成の虚無僧一路の日記

北斎漫画に描かれた虚無僧 

2012年04月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



『北斎漫画』を入手した。「青幻舎」から文庫本で3巻。
『富嶽三十六景』で有名な「葛飾北斎」は、江戸後期の
浮世絵師。宝暦10年(1760年)? - 嘉永2年(1849)。

『北斎漫画』は全15編、970ページ、およそ4,000カット
の絵が描かれている。その中、「第三編17頁に「虚無僧」の
絵がある。その隣、16頁に、虚無僧の天蓋と同じような
筒型の「深編笠」を被った侍の絵がある。これが珍しい。

虚無僧は江戸時代初期は普通の侍の「山笠」だった。
「天蓋」は虚無僧独自のものと思うが、一般の侍も被って
いたとは意外だ。ただし、一般用は4段で窓が無い。
虚無僧は7?8段とさらに深くなり 窓がある。

『北斎漫画』の第二編9頁には「琴、胡弓、木琴」と合奏
している図がある。
虚無僧は、「家康公のお墨付」を振りかざして「尺八は
虚無僧以外吹くことならず。琴、三絃との合奏も禁止」と
言っていたが、実際には、一般の町人でも尺八を吹き、
琴、三絃、胡弓と合奏していたのだ。そして、この図には
「木琴」のようなものも描かれている。この「木琴」は
インドやインドネシアからの伝来品のようだ。

邦楽といえば「琴、三絃、尺八」だが、江戸時代は「胡弓」や
「琵琶」「木琴」「月琴」など、もっと多彩な楽器があった
ようだ。

最近、江戸時代に中国の「明・清楽」が入ってきて、邦楽に
大きな影響を与えている。尺八の本曲も、これら「明・清」
の曲が元になっているのではないか。「虚無僧本曲は長崎から
江戸へ伝播した」という説が注目されている。

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