じゃばのひまつぶし

春一番台風 

2012年03月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし・生活

 昨日の朝、東京の下の孫から電話がかかってきた。あれっ?もう学校は春休みかと思ったが、春分の日の祝日だった。曜日や祝日の観念が薄くなっている。前から言っていた春休みに遊びに来るからという電話である。

 上の孫は小4、下は小2でどちらも男の子、上は塾の春休み講座があって来れないので、下が一人で来るという。前にも一人で来たことがあるので、本人は余裕というか、嫁さんの言うには“やる気満々”とのこと。騒がしい数日間になりそうだ。さしづめ春一番の孫台風だろうか。二人揃うとそれこそ台風で、喧嘩の仲裁以外は放っておいても大丈夫だが、一人だと迎え撃つこちらとしては遊ばせるのが大変。

 本物の台風は適度な雨をもたらし、農作物への効果は大きいが、被害を少なくしてさっと過ぎ去るのが理想で、あまり長く居座る台風は困りもの。息子と嫁さんが電話の向こうで月末までいてもいいというが、孫台風もたまにきて可愛いなというところで帰るのがよく、長すぎてももてあます。

 しかし、来てくれるのも今のうち。すぐに上の孫のように塾だ、受験だとなればもう来れなくなる。中学生にでもなればクラブ活動や友だちとの付き合いができて、もう年寄りのところへ行きたいなんて言わないだろう。またそうでなくては困る。息子がそうだったな。小学生の時は田舎の母(息子には祖母)の海の家に行くのが楽しみだったが、中学になったらもう行きたがらなくなった。息子は今でも海の家の記憶が楽しかったという。

 孫をこちらへ遊びに来させるのは、息子なりに自分の子供にも何か小さいときの楽しい思い出を残してやりたいと思うのだろうか。そう思うと何か印象に残る記憶を作ってやりたいが、近くの山へのハイキングや、畑作業のようなお仕着せの遊びではあまり印象には残らないか。

 新幹線の一人旅の“冒険”が孫の“思い出”になるだろうか。将来、孫がおばあちゃんの所へ行った楽しい記憶と言えるものを子供が自分で見つけてほしい。
とりあえずは週末を楽しみにしよう。



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