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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

開幕 

2012年03月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
いつの間にか3月も半ばを過ぎたが、この地では2度の大雪で、除雪された道路の路面以外はまぶしいような銀世界となっている。
「開幕」とは、舞台の幕が開いて、芝居などが始まることをいうが、時期が来てある物事が始まるときも「開幕」という表現をする。今年もいよいよ春の選抜高校野球が始まる。今年で第84回となる選抜高校野球は21日に開幕する。そして30日にはプロ野球の開幕だ。
「球春」という言葉がある。これは野球シーズンが開幕する春先の頃を示す言葉として使われ、いかにも春という響きがあり、心が躍るようだ。
 
そして北軽井沢では、一足先に今日から「北軽井沢スウィートグラス」が全施設を解放してオープンした。いよいよキャンプシーズンの「開幕」である。「北軽井沢スウィートグラス」は、2月の一時期だけ休業するが、それ以外は一部の施設を使用して一年を通して営業している。炊事場やバス・トイレ付きのコテージには薪ストーブもあり氷点下の真冬でも、都会では味わうことの出来ない雪景色の中での生活を楽しむことが出来る。
 
今日の「開幕」に備えて、私たちは雪掻きに追われた。このたびの大雪で広い場所は重機でも相当な時間がかかる。機械が入れない場所は私たちの手作業になるが、降った雪の上に雨が降り、またその上に雪が降るという最悪の条件が雪掻きをいっそう困難にした。各施設の入口付近は入念に雪を掻き、施設への通路を確保しなければならないが、凍りついた雪にスコップでは手に負えずツルハシを使ってもはじき返される場所もある。
 
開幕日の今日は、金曜日なので来客も少ないが、明日の土曜日は多くの施設が予約でいっぱいになっている。今シーズンからは全施設に薪ストーブを設置して、オールシーズン全施設解放するという話しも耳に入ってきた。昨年の3月12日からここでアルバイトをはじめて1年が経過した私も、2年目のシーズンを迎えている。一年を通していろいろな業務を経験したが、日本一のキャンプ場で働くという幸運と、素晴らしいスタッフや同僚に恵まれ、楽しい毎日を過ごしている。そして開幕をむかえてチョッピリ心が引き締まっている。
 
気象情報では西の方から雨が降り始めているが、ここはどうやら雪になりそうだ。キャンパーたちも雨より雪がいいに違いない。そして私たちは、まだまだ雪との戦いが続く。
 

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