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平成の虚無僧一路の日記

『虚無僧』しぐれ 

2012年02月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



これもネットで買った。『虚無僧しぐれ』風早恵介著。

昭和33年の古本。だいぶ前に買って、ざっと読んだの
だが、さっぱり理解できなかった。「仙石騒動」を
扱っているのだが、先の『風聞』とはえらい違いで、
「神谷宇多太」を主人公にし、敵方の仙石左京の倅
「小太郎」を悪役にしてのバトル。「神谷転(うたた)」が
「宇多太」になっている。芸妓や、姫様、忍者も出てきて、
恋とチャンバラのオンパレード。

史実では、「神谷転」は 南町奉行所に捕らえられる
はずだが、そのくだりもなく、事件の全体像が見えない
ので、以前 読んだ時は、サッパリ理解できなかったのだ。

小説家は、どうも史実から離れ、メチャクチャにして
しまうので、始末が悪い。

その点、先日読んだ『風聞』(丹波 元)は、「仙石騒動」を
比較的客観的にとらえ、史実にのっとって、小説としての
肉付けがされていて、読み応えがある。

「仙石騒動」は、これまで「家老の仙石左京」が
わが子「小太郎」を次期藩主にしようと企んでいる
として、お家のっとりの“悪玉”とされてきたが、
『風聞』は、そのタイトルどおり、「倅を藩主に
しようとしている」というのは“風聞”にすぎず、
「瀬兵衛」ら反対勢力が噂を流し、貶(おとし)め
られたというのが真相のようだ。

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