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尺八と横笛吹きの独り言

君がため……若菜摘む…… 

2012年02月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

●八重衣(石川勾当 作曲)の尺八譜面だ。

 尺八では最高峰の曲かしら?まだまだとてもとても吹ける曲ではない。しかしこれに取り組んでいる。全曲で20分以上はかかる大曲だ。
 7Pあたりの「速」は川村泰山先生の音源ではとてもついていけない。20%減でようやくかなあ……
「除」の部分もまことにゆっくりで味わい深い感がする……よーく読むと「君がため……」「春過ぎて……」との歌がでてくる。これって百人一首で有名な歌。
 吹けるものではないが、せめても曲の味わいに触れてみたいものだ。

●あなたのために、まだ寒さの残る春の野原に出かけて、食べると長生きできるという春の野草を摘みました。摘んでいると、服の袖にしんしんと雪が降りかかってきましたよ。

「君がため 春の野に出でて 若菜摘む我が衣手に 雪は降りつつ」光孝天皇



(とても細やかな心遣いを描いた歌で、「春の野」「若菜」「衣手」「雪」と柔らかなイメージを含んだ言葉が並んでおり、とても優美な歌です。野原や若菜の緑と、雪の白の対比も綺麗ですし、とても清らかな感じが全体から漂ってきます。
若菜は、春の七草のように食べられたり薬にする野草の総称で新春にそれを食べると長生きする、と信じられてきました。

●いつの間にか、春が過ぎて夏がやってきたようですね。夏になると真っ白な衣を干すと言いますから、あの天の香具山に(あのように衣がひるがえっているのですから)。

「春すぎて 夏来(き)にけらし 白妙(しろたへ)の 衣(ころも)ほすてふ 天(あま)の香具山(かぐやま)」 持統天皇(天智天皇の第2皇女)

【夏来にけらし】
  「けらし」は「けるらし」がつづまった形で、「らし」は推測を表します。現代文で言えば「らしい」にあたり、「夏が来たらしい」という意味です。
以上……
http://www.ogurasansou.co.jp/site/hyakunin/002.htmlより転載したものです。
味わい深い歌です。
そもそも、八重衣は小倉百人一首から「衣」の語を含んだ和歌五首を四季の順に配したものである。(そうなんだ、いまさらながら奥深い)

 
●散歩道。今日は勤務しない日。この散歩道を抜けると霜柱の道でした。
ザクザク……運動靴が汚れました。
何故か……ここで野田首相の第180回国会の施政方針演説の要旨を書いてみた。
〕震酖泙信頼関係の上に立ってよく話し合い、結論を出し、国会を動かしていくことこそ、国民に対する政治の責任であると信じます。
大震災からの復旧・復興、原発事故との戦い、日本経済の再生。野田内閣は、この三つの優先課題に、改造後の布陣で引き続き全力を挙げて取り組むことをお誓いします。
今こそ「政局」でなく、「大局」を見据えようではありませんか。
そ戦の焼け野原から高度経済成長を実現し、石油ショックから世界最高の省エネ国家を築き上げました。大震災に直面した私たちにも、同じ挑戦が待っています。
イんばっぺ、福島。まけねど、宮城。がんばっぺし、岩手。頑張ろう、日本。大震災直後から全国に響くエールをこれからも、つないでいきましょう。
Δ發Α崛枋螻亜廚箸いΩ斥佞鮓世ぬ?砲垢襪海箸狼?気譴泙擦鵝
福島の再生なくして、日本の再生はありません。福島がよみがえらなければ、元気な日本も取り戻せないのです。
┐泙咋(かい)よりはじめよ。(自分のほうからやって国民に示す)
段階の世代が「支える側」から「支えられる側」に移りつつあります。多くの現役世代で、一人の高齢者を「支えていた「胴上げ型」の人口構成は、今や三人で一人を支える「騎馬型」となり、いづれ一人が一人を支える「肩車型」に確実に変化していきます。
私は、大好きな日本を守りたいのです。この美しいふるさとを未来に引き継いでいきたいのです。私は、真に日本のためになることを、どこまでも粘り強く訴え続けます。
この国は、今を生きる私たちだけのものだけではありません。未来に向かって永遠の時間を生き抜いていく将来の世代もまたまた、私たちが守るべき「国民」です。
私たちは長い長い「歴史のたすき」を継ぎ、次の世代へと渡していかなければなりません。
全ての国民を代表する国会議員の皆さま。志を立てた初心に立ち返ろうではありませんか。次の選挙のことだけを考えるのでなく、次の世代のことを考え抜くのが「政治家」です。
国民新党をはじめとする与党、各党各会派、そして国民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げ、私の施政方針演説といたします。
……ウーンよく言った。ドジョウ内閣がんばれ。
政局論争はウンザリ……もうええかげんにせい……
 沖縄のなんとか局長が選挙の前に挨拶したとか、新しい田中法務大臣をつっついたり……重箱の隅を突っつくのはやめよ……うんざりだ。
もういちど、野田首相の施政方針演説を読んで欲しい。
沖縄の問題・年金の問題・円高……だれがやっても解決は無理だ。政党が変わってもそうは変わらない。大阪の橋下知事や石原都知事の維新の会……これも一時的なものだなあ?
 栄枯盛衰……一時的に政権をとってもまたぞろ……同じ道をたどる。
政局より今の足元が大事だ。できることから、地道に実行のみ。
 野田さんは頑張っている。なんで与党も協力しないのよ……
協力しないと日本は大変なところにきている。
 心配なのは4年以内に確率70%で首都直下型地震(M7クラス)がくるということだ。

 
●西の奥秩父山塊(雲取・六つ石・御前・大岳・両神……)も雪景色。
散歩も気持ちがいいわい。


●春近し……ジョン君もしばし庭で温(ぬる)む。
本日の朝は玄関の温度計は零下5℃をさしていた。
 しかし次第に温度は上がってきた。梅酒の瓶に引っ越しているメダカも日光を浴びて一息ついている。
 さて、花粉対策で「黒ゴマきなこ」を温めた牛乳に混ぜて朝、毎日飲んでいる
今は花粉症はなんとか抑えられているようだ。問題は2月下旬まで持ちこたえるかだ?
 ガンガンこれを飲んで武装しているが……はたしていかがなものか?
こらえきれずに、花粉症がでないように頑張るのみだ。職場ではすでに花粉症できつい方もチラホラでている。

●関係ない話ですが……
仏子(ぶし)という駅名・地名について。
西武池袋線の仏子という駅が私の住んでいるところの最寄り駅だ。
 さて、この仏子という地名の由来について興味があります。
移り住んだ時に、はてこの地名はどうしてできたのか悩んでいました。
自分では仏像を造る職人の仏師(ぶっし)がこの地にいて、ここから仏師(ぶっし)が仏子(ぶし)と転化したものと思っていました。そうではないようだ。
なんで仏の子なのか……どこの文献にもない。検索して調べると、やはり同じ疑問をもつ方がおられるようだ。(ちょいと安心しました)
 検索して調べると……
一説には武士の残党が4名この地に住み着いた。武士が4名なので武四(ぶし)という地名になり、これらの方が昔の悪行を詫びて仏の子となって武四が仏子となった……という説。
ウーン……ちょいとこじつけのような気もしないではない。(しかし、これが有力な説と書いてあるのだが……)
もうひとつの説は地形からくるもの……
 平らな台地に崖が立っている地の境を節(ふし)というらしい。付近は加治丘陵の台地に崖が立っている地形にある。この崖を切り開いて道路をつくり阿須(あず)の方面の道ができたように聞く。
この台地と崖の地の境にある場所であったので、節(ふし)が「ぶち」となり「ぶし」となった。当て字で仏子(ぶし)となった。この説が私は有力な気がするのです。
 どうでもいい話ですが……少しはすっきりいたしました。終わり。

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