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尺八と横笛吹きの独り言

民謡の下合わせに行ったですよ。 

2012年02月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 
●北戸田の公民館まで出向きました……
西武線・武蔵野線と乗り継いで……車でお出迎えしていただきました。
 2月19日(日)に市の芸能祭というのがありまして、この会で我々の会の支部長さんが民謡の王様である「江差追分」(単に追分とも言います)を唄いたいとの連絡。
 この日は尺八を吹ける方が全員別の催しに出ますので尺八を吹ける方がいない。
そんでもって、私のようなものに白羽の矢が当たりましてございます。
私でお役に立つかしら?それもむずかしい追分じゃ……??
この唄、私も唄ったことがある。それも2尺4寸でないと声がでない。
この唄は尺八教授試験では必ず出題される曲で難しくて唄う方はどこの会にもそうはいない難曲の唄だ。息が続かない。途中に高い音があります。
 歌手の兄弟子で私の師匠先生(81歳)が吹く予定でおりましたが……足腰が弱くなられ車運転ができない。ついに師匠が演奏はあきらめたそうだ。
誰かいないかあ……誰か?……地元の知人……?
そしたとこ、うちの会には孫弟子の「fueさんがいる」。
(私も日民ではこの会に籍だけをおかしていただいております)
師匠からも推薦されて力のない私めがしゃしゃりでました。……のでございます。
 歌手の方は69歳で「村山馬喰節」で埼玉優勝している。
それで日本民謡の全国大会に出場された実力の持ち主。志部長で三味線教授の資格も持っておられる。
このときは優勝を逃し惜しくも並みいる全国優勝者の中で第三位の実力者。
声がいい。切れと唸り低音、実にうまい。
この方の南部牛追い唄は唄い終えた時、会場にどよめきと大拍手が起きたのを覚えている。
 現地の公民館につきまして、声慣らしでマズ唄いました。
「最上川船唄」「さんさ時雨」「相馬土つき唄」(fue唄)
「日光山唄」もう一人の尺八の先輩も上手だ(日民尺八教授)。
それではいよいよ「江差追分」いきましょう。
「2尺1寸でよろしいでしょうか」「本唄と後唄、かもめ版ですね……」「よろしくお願いします」(追分を2尺1寸で唄えること自体がすごいことだ。普通はどう頑張っても2尺2寸の2本が普通だ。私なんか2尺3寸でも出ない唄だわ……)
「♪……」かもめえええええええのーおおおお……「♪……」サーイ・サーイ
ありがとうございました。
「唄がうまいと……尺八を吹いていて気もちがいいですね」
「こんなもんですが……」「こんな尺八でよろしいでしょうか?」
「充分です」「内心は心配していました」「そうですよね。ほとんど合せた事はありませんのでね……」
「私は唄よりも先に尺八が出ないよう、注意いたします。尺八を待たずにどんどん自分なりにお唄い下さい」
「私は0.1秒位、後からついて行くように吹きます」「当日、うまく吹けませんでしたら……ごめんなさい」
出番は午後からですが声慣らしもありますので、当日は10時集合。私は青い着物です。歌手は紋付き袴。了解。
武蔵野線の新座の駅から歩いて20分位。了解です。
 それでは当日よろしくお願い致します。

 
●志木市の芸能発表会プログラム
プログラムは57番まで。
内容は民謡・カラオケ・邦舞踏・洋舞踏・剣舞・詩吟・和太鼓など多彩。
 実は私の住んでいる市でも3月11日(日)が芸能発表会があり。
ここでも6曲ほど吹くことになっている。
どこの市でも同じような催しがありますね。


●富士山も自宅から近いところでこんなにバッチリ見えました。
空気が澄んで遠くの山も雪景色だ。

●追加
帰りに、さっそく師匠宅まで今日の練習した追分の唄と私の尺八を聞いていただきました。「いいねえ……音がいい」「歌手の唄より尺八がいいねえ」
「先生、それはないでしょう!!」(ヨイショがうまい)
「この音なら心配ない。頑張んな……」「わかりました」
「なんとかつとめてきますデス」
今は会を解散して、自宅療養中ですが……昔は、私などはめったにほめられたことはなかった。
「ダメダ」「そう言ってんだろう。わからないの!」「音が違うだろう!」
「隣で一緒に吹かれるとやりにくくてしょうがない」バンバン言われました。
三味線や歌手にも容赦なく厳しい批評が飛ぶ。
お客さんがいても舞台の上でよく怒られたものだ。(ただ耐えてきましたが……)
その厳しさから複数いた尺八奏者や三味線奏者はどんどん辞めていった。
……で……尺八で残ったのは私一人になったようです。
 ここには書けない様々な内部の問題がありました。
しかし今日、私があるのはこの厳しい師匠がいたればこそ……だわね。
そう思いました。

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