【第壹章】
『誕生:大東亞戰爭眞っ只中』
昭和十八年八月 夏 亰都は、中亰區 壬生に參男として産まる。
曩日(のうじつ)そうどす既に昔々の亊。 平成の今「古稀の御祝い」を,子孫や婆さんから戴いて早や次の誕生日を迎えやうとして居ります。
彼(あ)の當時其れも戰時中にこんなにも貴重で素晴しいお人形さんを傍に置いて戴き、亦(また)、立派なsofa(ソファ)迄も在り。然(しかし)、笶張(やっぱ)り戰時中の亊「零戰(ぜろせん)」や「海軍籏(き)」そして胸には海軍水兵さんをイメージしてのマリンルックのデザインと、Scarf(スカーフ):Neckerchief(ネッカチーフ) に添(あし)らった豪華な刺繍の、【錨(Anchor)】を配して。
(【錨(anchor)(イカリ):碇】は、愛の象徴の心臓(Heart)、誠實の象徴の十字架(Cross)と竝ぶ信頼と稀望(きぼう)の象徴なり。
亦、リレー等の最終赱者をanchorと呼ぶんも、最后の稀望と信頼を其の選手に託すと云う意味も在るんどす。
恰も吾が心の據(よ)り所足る神の如し也。
荒海に漂う舩を押し寄せる濤(なみ)や風に抗して力強く繋ぎ止める錨に、何人(なんぴと)足りとも寄せ附けない錨に。
人々は神祕的なエネルギーや神の加護を感じやはぁ〜たんどすゑ。)
其のやうな思いを子供 た〜坊んにも託して呉れやはぁった父 母、親心を嬉しく心強く思い有難く頂戴して畫(えが)いた自畫(が)像でも在るんどす。
南无阿彌陀佛 合掌
【my Windowsペイント畫】:『自畫像』
※ (別添)
♪“ 榎(か)の上之 星まで 屆(とど)け
吾が 産聲(うぶごえ)
赤さん 戰(たた)かふ 海軍籏 ”♪
・・・出逢いました、古稀に寄せ素晴らしい文に。
毎年譱(よ)い友人を識(し)り増やし、毎日を靜かに清らかに。
恆(つね)に美しい心を持ち續(つづ)け、汚れもせづ丗間(せけん)に染められもせづ、焦らづ驕らづ清らかな心を持ち續けたい・・・。
た〜坊ん、頑固一徹を地で來たやうな人生を顧み、吾今亦羞じらむ今日此の頃どす。
・・・=以下 次号 へ、=
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