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必殺! 主水死す 

2024年05月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆様、おはようございます!

今日の映画紹介は、『必殺! 主水死す』。
BS日テレで2024年5月26日(日)19:00〜放送。
★シリーズ完結! 
★必殺仕事人・中村主水シリーズの一旦の最終回。

キャッチコピーは、
「シリーズ完結! これが最期だ!」、「さらばムコ殿…」。

仕事人・中村主水(藤田まこと)も寄る年波には、
勝てず、仕事人仲間で情婦のおけい(東ちづる)との、
情事もままならぬ様子。

そのおけいの家からの帰り道で、
主水は葛飾北斎(鈴木清順(特別出演))の遺体を発見する。

奉行所は事件性はないとするが、北斎と仕事をしていた、
彫師と摺師もまた謎の死を遂げたことから、
北斎の娘・お栄(:美保純)は下手人さがしを主水に頼む。

手掛かりは北斎が最後に描いたと思われる似顔絵。

そんなとき、おけいが或る武家の跡目争いに、
関わる仕事を引き受けてくる。

世継ぎの双子の弟を捜し出して殺せとの依頼だが、
恨み辛みのこもらない筋違いな仕事は出来ないと、
秀(三田村邦彦)、勇次(中条きよし)、主水らは、
その依頼を断わる。

そしてある日、主水は似顔絵に似た大道芸人の少年、
捨蔵( 徳川家定(二役):細川ふみえ)を見つける。

捨蔵とその義理の母・お夢が、
暮らす家を主水は訪ねるが、捨蔵は実は女で、
お夢は主水の昔の仲間・お千代(名取裕子)であった。

お千代は二十年前に負った傷がもとで記憶をなくしていた。

徳川家お世継ぎに関わる大奥の権力闘争に、
巻き込まれる主水に、津川雅彦演じる仕事人、
権の四郎(清吉)との因縁が絡んでくる展開。

複雑な人間関係と愛?の難しさを交えて、
結果的に主水の死につながる本作でした。

本作での藤田まことの年齢は63歳。
設定が引退の時期にかかって来ているので、
何となく、タイトルの意味が判りますね。

監督は貞永方久。
1996年(平成8年)公開。

P.S
キャラクターとしての中村主水は、
11年後のテレビドラマの『必殺仕事人2007』に出演。

この時期、いろいろな病魔に襲われていて、
藤田まことは2010年2月逝去(享年76歳)。



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