メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

雨あがる 

2024年02月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『雨あがる』。
NHKBSで2024年2月5日(月)13:00〜放送。

★黒澤明監督が山本周五郎の同名小説を自ら脚色し、
長年映画化を望んでいたが、完成させることなく
亡くなったので、彼の助監督だった小泉堯史が
遺志を継いで映画化した時代劇。
2000年(平成12年)1月に観た時の感想文です。

キャッチフレーズは
”武芸の達人だが仕官が、かなわない浪人の三沢伊兵衛と、
その妻たよ。この映画は主人公とその妻の物語である”。

武芸の達人であるが、お人好しの浪人の
三沢伊兵衛(寺尾聰)とその妻のたよ(宮崎美子)。

旅の途中のふたりは、長い大雨で河を渡ることが出来ず、
ある宿場町に足止めされていた。

ふたりが投宿する安宿には、 同じように雨が
上がるのをうつうつとして待つ貧しい人々がいた。

そんな彼らの心を和ませようと、 伊兵衛は禁じられている
賭試合で儲けた金で、酒や食べ物を彼らに振る舞う。

長かった雨もようやくあがり、 稽古に出かけた伊兵衛は
若侍同士の果たし合いに出くわし、これを仲裁する。

これを見た藩主の永井和泉守重明(三船史郎)は、
伊兵衛に剣術指南番の話を持ちかけた。

ところが、頭の固い城の家老たちは猛反対する。
御前試合で判断を下すことになるが、
そこで伊兵衛は、自ら相手をすると申し出た、
腕に自信がある藩主の重明を池に落としてしまった…。

本作では夫婦のお互いに思いやりや、
安宿に宿泊している人達が貧しいけれど
助け合って生きる様子を優しい目で描いていますね。

・・・そして、雨上がる・・・。
晴々とした空、青青とした緑のなか、
再び当てのない旅に出る夫婦。

雨あがりの青空の下を歩く二人を見ると、
見ている私も、晴れ晴れとした気持ちになりました。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ