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暴力脱獄 

2023年10月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『暴力脱獄/Cool Hand Luke』。
BSプレミアムで2023年10月26日(木)13:00〜放送。

★ポール・ニューマンが、理不尽な権力にあらがい、
何度も脱獄を試みる不屈の男を演じるヒューマンドラマ。
原作はドン・ピアースの同名小説(Cool Hand Luke)。

キャッチフレーズは、
”意思の疎通が欠けてたようだ/
What we've got here is failure to communicate”

戦場で勇敢に戦い多くの勲章を得、一時は軍曹にまで、
昇進しながら一兵卒として除隊された男、
ルーク・ジャクソン(ポール・ニューマン)。

彼はある晩酔ってパーキングメーターを損壊した罪で、
フロリダの刑務所に2年の刑で収監される。

刑務所でルークを待っていたのは、過酷な労働や体罰で、
囚人たちを支配しようとする所長と、看守達だった。

ルークはそこでも権力に屈せず、
あくまで反体制の姿勢を貫こうとする。

やがてルークは刑務所のボス、
ドラグライン(ジョージ・ケネディ)等、
囚人たちの尊敬を集め、彼らの偶像的存在になっていく。

だが、それは同時に刑務所にとってルークが
看過できない存在になったということだった。

邦題の『暴力脱獄』は本作にはふさわしくないですね。。
何回も脱獄はするが、暴力を受けるのは主人公ですから。

本作は単なる脱獄映画ではなくキリスト教などの、
宗教、哲学をモチーフにしています。

と、言うことで調べて見ると、
・ルークの名前とその囚人番号が新約聖書中のルカによる、
 福音書の章節に対応していること。
・ルークが50個の茹で卵を食べきった後にテーブルの上に、
 十字架に架けられたキリストのように横たわるシーン。
・夜の教会でルークが神を「親父」と呼び、
 神が彼を見捨てたかどうか問い掛ける場面等など。

「クールなルーク」、それが彼のあだ名だが、
クールなのに、「ホットなルーク」になり、
反体制を貫くルーは、何に対して抗議しているのでしょうね。

ルークと友情を結ぶ囚人を演じたジョージ・ケネディは、
アカデミー助演男優賞を受賞。

監督は『悪魔の棲む家 』のスチュアート・ローゼンバーグ。
製作年は1967年(昭和42年)。



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