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小春日和♪ときどき信州

本・桐野夏生 「燕は戻ってこない」 

2023年10月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




 作品紹介・あらすじ
この身体こそ、文明の最後の利器。29歳、女性、独身、地方出身、非正規労働者。子宮・自由・尊厳を赤の他人に差し出し、東京で「代理母」となった彼女に、失うものなどあるはずがなかった――。北海道での介護職を辞し、憧れの東京で病院事務の仕事に就くも、非正規雇用ゆえに困窮を極める29歳女性・リキ。「いい副収入になる」と同僚のテルに卵子提供を勧められ、ためらいながらもアメリカの生殖医療専門クリニック「プランテ」の日本支部に赴くと、国内では認められていない〈代理母出産〉を持ち掛けられ……。『OUT』から25年、女性たちの困窮と憤怒を捉えつづける作家による、予言的ディストピア。
                読書備忘録 
すすめたテルの親も奨学金を生活費として使い、それをテルに返させたり、テルにお金を借りに来る返す気もない彼氏とか、リキはお金が入れば使ってしまうし、読んでいて、またぁ?何なのこの人たち・・・
代理母をお願いする草桶夫婦も約束破ったり・・・クリニックの担当者も、え?そんなことさせるの?
ずいぶん自分勝手じゃない?
そりゃあ、大変な事でしょうからいろいろあって揺れ動くのはわかる気もするけれど・・・
勢い決めた感のある代理母・・・求めた夫婦も、代理母になるリキも・・・
子供たちも無事生まれ・・・
経済的に豊かな夫婦の元で育って幸せになるといいわね。
と終るかと思いきや、最後の最後で・・・思わず、うっそー!そんなことして育てられるの?と声が出た。
燕は戻ってこない・・・
非正規雇用の問題はどうなるでしょうね。この国は・・・
何処見ているのか?って人たちに任せませんように・・・と言ってもなかなかね。
★★★★☆

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