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トラのミステリな日常

手術室へ… 

2023年10月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

14日の朝に、手術の時間が午後4時からだと看護師さんに聞きました。

手術後は、洗顔やシャワーが出来ないと言うことなので、11時過ぎにシャワー室を予約しておきました。

ちなみに、手術後も3日に一度の割で、仰向けになった状態で洗髪をしていただきましたが、退院後は洗髪・洗顔はしていません。

4日に検診に行くので、経過が良ければお風呂に入っても良くなりそうです(希望的観測ですが…)

さて…
15時50分頃に、車椅子に乗せられ手術室に運ばれました。
この年になるまで、手術という物は初めてなので、
「テレビでよく見る手術室の様子と同じだな」と、周りをキョロキョロしていました(笑)

ところで…

手術台にのせられ、手術が始まりました。
強い光が目にあてられているので、まぶしくて目を閉じようとしましたが、液体状の物が目にかかって(おそらく麻酔の液体か?)からは、まぶしくなくなりました。

「まず、白内障の治療をします」と、Y先生。
「はい、お願いします」

目には始終液体状の物がかけられているよう(な感覚)です。
「じゃ、レンズを入れますね」
「はい」と私。身体を硬くしてしばらくじっとしていると
「白内障の治療は終わりました」
『え〜、ホンの2、3分じゃ無いか』(以下、『』内は私の心の声)と、脱力しました。

つぎに、
「少しチクッとしますよ」と言う声。
「はい。大丈夫です」
(切開しているのか、穴を開けているのかは知りませんが)少しチクッとしましたが、痛くはありません。麻酔が効いているようです。

目の中に何らかの液体が、上からドンドン入ってきている感じです。
そのうち、目の中に黒いシミのような物が見えてきました。

すると、「細い棒のような物が見えてきますが、気にしないで下さい」
『気にしない方がおかしいやろ…』

しばらくして、細い棒のような何かが見え、それが動くと黒いシミが消えていきます。
おそらく目の奥で出血した血を拭き取っているのかもしれません。

「これから、膜をめくっていくので動かないようにしてください」
ピンセットのような物がみえ、それで膜を剥ぎ取っている様に見えます。

私はと言うと、目の中で見える様子に、身体が固まったまま、動けません。
『こんなのを見せられて、動けるはずがないやろ…。でも、こんなことができるんや』と、ちょっと感動ものでした。

後で聞くと、網膜上に張った膜をピンセットのような器具でめくったり、網膜にレーザーを照射したりしていたのだそうです。

手術中の工程はよくわかりませんでしたが、目の奥の作業が見えるってスゴイですね。

しばらくして
「予定通り、全部終わりました」
「ありがとうございました」と私。
「ピンセットで膜を剥がしている様子が見えたのじゃないですか」と先生。
「はい、見えました」
「瞳が動いていたので、見えているなぁと思っていたんですよ。麻酔が少なかったのかもしれないですね」
「でも、痛くはなかったし、スゴイ物が見られて感動しています。ありがとうございました」

この後、感染症の心配があるのでと諸注意を受けて、看護師さんに車椅子を押していただき、病室に帰ってきました。

帰りの車椅子に乗る前に、看護師さんに
「今何時ですか?」と聞くと
「4時半を少し回った所です」
「じゃ、手術時間は30分ほどだったのですね」

前日に、手術の時間は、1時間半ほどと聞いていたのですが、実際にはそんなにかかっていなかったようです。
でも、私の実感としては、10分ほどで終わったような感覚でした。

無事終わって、ひとまずホッとしました。



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