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涼暮月日記(10)... 

2023年06月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し































今日も暑かった.こんな日に使いに出るのはどうにも癪だが,しかたなく2時間ほどヒーハー言いながら出かけてきた.
 降りた駅から商店街を通り抜け,届け物を渡して寄り道もせずに帰えろうと思った.が,東京砂漠に放り出された身としては滴る汗に命の危険を感じ,オアシスで一息入れなくてはと思いつつ,あの商店街にあった甘味処の「かき氷」の幟を思い出したのであります.そう思うと足早になり,「伊勢屋」の暖簾をかき分けてテーブルにへたり込み,店主の「いらっしゃーい」も言い終わる前に「氷あずき!」と被せて注文.出てきたさながら雪山の如くそびえ立つ氷の頂上に風で蹴散らかされ,剥き出しになった火山礫の如く載った甘く炊きあげた小豆の塊とその雪をオアシスの水を飲む勢いでパクついた.オオオ〜,甘さと冷たさが朦朧とした意識を蘇らせてくれたのであります.次の刹那,キーン!と例のアイスクリーム頭痛に襲われたのでありますが,これも生きている証拠.人心地がついたとは正にこのこと.
 












 以前訪れた四万温泉の積善館.フィルム風に仕上げてみた.
     H?bergement ? Jyoshu avec de nombreux souvenirs...
      EPSON R-D1+Summilux-M 50mm F1.4 Asph. LHSA                 
















伊勢屋という名の甘味処はメッキリと減りました.
深川だの赤坂だのの有名処は残っているのだろうが,普通の町の伊勢屋は街ブラをしてもあまり遭遇することがなくなった.
 小生が子供時分の時には,ウチの近所にも数分歩いたところに一軒,駅前に一軒,商店街に一軒,幹線道と沿いに二軒あったことを思い出す.その幹線道路を渡った隣町に三軒はあった.今,甘味処というと,こじゃれた和風のカフェ風のところが多い.和菓子屋にも伊勢屋を名乗るところが多い.
 伊勢屋などの昔からの甘味処は,串団子(甘辛醤油のタレのかかった焼き団子orあんこ団子),豆餅,大福,おはぎ,お稲荷さん,かんぴょうの海苔巻き,赤飯などが硝子のショーケース(木枠の)にならんでいる.

 お大師さんにお参り行った帰り,母親と参道の伊勢屋で串団子を食べた記憶は今でも残っている.昼時だと,お雑煮なんかも食した覚えもある.


 ”伊勢屋,稲荷にいんの糞” なんていう悪口がある.江戸期に徳川家康が幕府を開いた江戸についてやって来た各地の商人は,その故郷の地名を店の名前にした.相模屋,下総屋... 伊勢屋もその内の一つ.その名が多すぎて,上のようなことが言われたのだそうだ.落語で伊勢屋というと,ケチで強欲な旦那の店という定番.

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