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上海大学シニア留学日記

東京国際映画祭 

2011年10月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

10日ほど前、岡山に住む大学時代の友人A君から
1通の手紙が届いた。


A君とは昨年秋、他の友人達も含め京都で数十年振り
に集まり、旧交を温め、酒を酌み交わし、京都の紅葉を
楽しんだ。来年はまた富山の氷見で同様な会合を開こうと
約束している。
Aくんは地方の有力新聞社の記者をしていたが、既に
定年退職している。


手紙の内容は岡山の真庭市を舞台とした自主製作映画
「ひかりのおと」に、オーディションを受け、主人公の父親役
という重要な役柄で出演したというものだった。


その作品が、「東京国際映画祭」にノミネートされ、上映される
ので、時間があったら是非見て欲しいとの事だ。


そこで、同じくA君の友人であるB君を誘って、TOHOシネマズ
六本木ヒルズに見に行くこととした。



(夜の六本木ヒルズタワー)


今日は勤務日だが、仕事を終え、地下鉄六本木の改札で
B君と18時50分に待ち合わせる。
映画は20時40分からで、上映の前に監督や出演者の
舞台挨拶があるそうだ。


映画の前に、B君と腹ごしらえをしようと言うことで、
ひと月ほど前、私が偶然見つけた中華料理の店に入る。
ホテルグランドハイアット東京の道路を挟んだ対面の
「中華茶房8」という店だ。



(中華茶房8)

2階にあるその店はかなり広く、店の雰囲気も、メニューも
如何にも中国人が経営する店という感じだ。


我々はメニューを見て、1皿210円と言う小皿料理を頼む。
焼鳥串・焼豚串・バンバンジー・ジャガイモの千切り炒め・
ピータン豆腐・アワビ茸の煮込み・ニンニク胡瓜。
串は唐辛子と孔然(グーラン・クミンという調味料)が
かかっていて、中国で食べるシシカバブーという羊肉串と
同じ味付けで、何だか懐かく、旨い。




(焼鳥串と焼豚串)



(ジャガイモの千切り炒め)



(左:ピータン豆腐  右・アワビ茸の煮込み)




(左:ニンニク胡瓜  右:バンバンジー)


その他の料理も日本の中華料理屋では余り見かけない
料理ばかりだ。
勿論、210円の安い料理だけでなく、北京ダックなど
もある。我々は時間が余りないので、つまみ料理を中心に
ビールと焼酎の水割りを飲んだ。場所柄、外国人客も多い。



(北京ダック)





(店内風景)

〆に「鴨といんげんの鍋ラーメン」をとる。
鴨の骨ごとブツ切り肉がいいダシを出していて、しかも
麺は日本の腰のある麺なのでこれが実に旨い。
2〜3人前の量が入っていて食べきれなかった。
これだけ飲んで食べて、一人3,000円でお釣りがきた。



(鴨といんげんの鍋ラーメン)


20時40分、映画の会場に入ると、舞台挨拶が始まって
いた。A君は用事があって上京しなかったが、監督と男優と
女優2人が壇上でインタビューを受けている。
英語の通訳もいる。観客に外国人もちらほらいる。
なるほど、国際映画祭だ。



(舞台挨拶)


さて、肝心の映画だが酪農一家の後継者問題という重い
テーマを扱った作品だだ。A君は葛藤をしながらも酪農家
として生きる道を歩み始める主人公の父親役だ。
準主役級だ。
撮影期間が2年間に及んだそうだが、本人は監督から
かなり厳しい演技指導があったと手紙に書いてきた。
が、どうしてどうして自然体の演技で見事に役を演じ
切っていた。上映終了時には拍手が湧いた。



(地下鉄の改札から六本木ヒルズに通ずる通路には
東京国際映画祭で上映されるポスターが貼られている。)




彼にこんな一面があったかと今更ながら吃驚する。
そう言えば、大滝秀治を若くしたような雰囲気がある。
それにしても、我が友人が退職後も新しい分野に
意欲的にチャレンジする姿勢に友達としても誇らしく思う。
若しかして賞でも取れたら、大変なことになるぞとB君と
語らいながら、夜の家路を急いだ。

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