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小川の辺 

2023年05月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は『小川の辺』。
BS日テレで2023年5月7日(日)19:00〜放送。

義と情の狭間で揺れ動きながらも背すじを伸ばして、
運命を受け入れようとする人間たちの「想い」の物語。
2011年(平成23年)7月に観たときの感想文です。

原作は藤沢周平の短編集『闇の穴』収録の同題の短編小説。

キャッチフレーズは、
”愛する人を斬ることなど、出来るのか”。

海坂藩士の剣の達人である、
戌井朔之助(東山紀之)が受けた藩命は、
親友の佐久間森衛(片岡愛之助)を討つこと。

藩政を痛烈に批判して脱藩した佐久間への裁きだった。
民を想って正論を訴えた友を斬らねばならぬのか、
−朔之助の心は揺れる。

しかも佐久間は、妹の田鶴(菊地凛子)の夫。
田鶴は武士の妻として、手向かってくるに違いない。

妹を斬ってでも主命に従えと諭す父の
忠左衛門(藤竜也)の厳命に、
涙を流す母の以瀬(松原智恵子)。

妻の幾久(尾野真千子)は夫の身を案じながらも、
気丈に振る舞う。

翌朝、朔之助は田鶴への想いを秘めた、
奉公人の新蔵(勝地涼)を連れ旅立つ。

二人の隠れ家は、兄妹と新蔵が幼い頃に遊んだような、
小川の辺にあった。遂に向き合う朔之助と佐久間。

ロケ地は藤沢作品に多く登場する架空の藩「海坂藩」の
イメージとされる山形県庄内地方で行なわれていますから、
自然が美しく、特に水辺や流れる水の景色は、
ストーリーの展開が重苦しいのに対比して明るくでいいですね。

”武士というものは、誠にに難しいものでござる”の言葉に、
朔之助の思いが込められているようです。

さて、二人の対決の結末は…?

監督は「真夏のオリオン」、「山桜」、
「花戦さ」等の篠原哲雄。



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