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めまい 

2023年03月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、おはようございます!

昨日14日(火)、「東京・靖国神社の桜が開花」との報道。
平年より10日早く、昨年より6日早い開花発表でした。

桜の便りを聞くと、寒さに弱い私は、
何とか寒さから逃れて、生きていけそうだと、
希望が湧いて来ます。

”春よ遠き春よ”と、
松任谷由実 が歌う、♪♪春よ、来い♪♪
https://youtu.be/qX7pFYH9O04

今日の映画紹介は「めまい/Vertigo)」。
BSプレミアムで2023年3月15日(水)13:00〜放送。

「めまい」と言えば、私はすぐに「立ちくらみ」と、
反応してしまいます。最近はかなり改善されましたけど。

と言う話はさて置いて、
本作では”めまい”が重要なキーポイントとなっています。

原作はピエール・ボワロー、トマ・ナルスジャック。
1958年(昭和33年)のヒッチコック監督作品。
この作品には私の好きな女優・キム・ノヴァックが出演。

多彩な仕掛けに、ズームアウトしながらカメラを前方へ
動かすことで、被写体のサイズが変わらずに広角にするなど、
CGやVFXの無い時代に緊迫感あふれるカメラワークは
今、観ても素晴らしいです。
古い映画ですがサスペンス映画の傑作。

キャッチフレーズは、
”美貌の人妻の不思議な行動を追って発展する、
ロマンスサスペンスの名篇”。

”スコティ」”こと、
ファーガソン刑事(ジェームズ・スチュワート)は、
犯人を追う途中に同僚を死なせてしまったショックで、
高所恐怖症(この症状がポイントに)になり、
”めまい”に襲われるようになり、警察を辞めてしまう。

そこへ学生時代の友人のエルスター(トム・ヘルモア)が
現れて、不審な行動する妻マデリン(キム・ノヴァク)を
調査してほしいという。

スコティはマデリンを尾行するうちに、
カルロッタ(キム・ノヴァク)の存在を知る。
カルロッタは髪型から首飾りまでマデリンそっくりであり、
後にスコティはエルスターに、マデリンはカルロッタの
亡霊に取り憑かれていると聞かされる。

尾行中、彼女は突然海に飛び込み自殺を図る。
スコティは彼女を助け出し彼女と知り合い、
やがて二人は恋へと落ちていく。

スコティは彼女を救おうと思い、マデリンが
夢で見たスペイン風の村へ向かうが、
マデリンはカルロッタの自殺した教会へと走っていく。

スコティは追いかけるが、高所恐怖症による
”めまい”のために追いつくことが出来ず、
マデリンは鐘楼の頂上から飛び降りてしまう…。

キム・ノヴァクがマデリン・エルスターと
ジュディ・バートンの二役を演じています。

ヒロインのキム・ノヴァク。
ロマンスも絡めての心理描写は美人だけに適役。

彼女の狙いは何か?
バーナード・ハーマンの音楽が画面を盛り上げていきます。

アァ!そうそう、ヒッチコックのカメオ出演の登場場面は
造船所の前を通り過ぎる通行人ですが、判るかなぁ〜。



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