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ひまわり 

2022年12月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日の映画紹介は
BSプルミアムの映画マラソンの三番バッターで、
『ひまわり/I GIRASOLI』。

タイトルの「ひまわり」とは裏腹に戦争の悲劇を描いた映画。
BSプレミアムで2022年12月31日(木)17:27〜放送。

広大なひまわり畑の美しい映像と、
ヘンリー・マンシーニの哀切な音楽が胸を打つ永遠の名作。

監督は「靴みがき」、「自転車泥棒」、
「昨日・今日・明日」に「ああ結婚」と
喜劇映画に戦争が庶民に与える苦しみを描いた作品で
有名なヴィツトリオ・デ・シーカ。

キャッチコピーは
”すべての日本人が涙した、映画史上最もせつない
愛の物語がよみがえる”。

舞台は第二次世界大戦中。
お針子のジョバンナ(ソフィア・ローレン)と
電気技師のアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、
ナポリの海岸で出逢い、恋に落ち、
「結婚…、休暇が12日もとれる。その間に戦争も終わりよ。
イタリアで暮らせるわ」と結婚する。

新婚旅行の計画を立てたが、アントニオの徴兵日が迫っていた
彼は精神病を装い、徴兵を逃れようとしたが、バレてしまい
酷寒のロシア戦線に送られてしまう。

厳寒の中で、仲間は次から次へと死んでいき
彼も死の一歩手前でソ連娘の
マーシャ(リュドミラ・サベーリエワ)に助けられる。

一人イタリアに残され、アントニオの母(A・カレナ)と
暮していたジョバンナのもとへ、
夫の行方不明という、通知が届いた。

彼女は、アントニオに会ったという、
復員兵(G・オノラト)の話を聞き、
ソ連へ出かける決意を固めるの。

この映画を忘れがたいものにしているのは
悲劇的なシーンで流れるテーマ曲。
作曲者は「ティファニーで朝食を」、「酒とバラの日々」の
ヘンリー・マンシーニ。
♪♪I Girasoli / ひまわり♪♪
https://youtu.be/1o9bg9L7Uto


涙なくしては見られないシーンは
アントニオがマーシャと娘を残して一時帰国して
ミラノに住むジャバンナを訪ねるが、
”もう昔とは違うわ
あなたには別の女、私には別の男、それだけよ” の言葉。

当時のソ連で、西側の国がロケをするのは難しかったが、
制作責任者のカルロの熱意に当局側も折れ、
ロケが実現しただけに、当時のソ連の様子が判るのも
見所?ですね。

このひまわり畑はソビエト連邦時代のウクライナの
首都キエフから南へ500キロメートルほど行った
ヘルソン州で撮影されたものである。

1970年(昭和45年)制作。
P.S
ひまわり畑があるヘルソン州。

今年の8月12日のニュースには、
「ウクライナ軍は10日ロシア軍が制圧する、
南部ヘルソン州内を流れるドニエプル川に、
架かるカホフカ橋を攻撃し通行不能にしたと発表。
州都ヘルソンに向けた重要補給路の一つで遮断して
ロシア軍を混乱させる狙い」との報道がありました。

現在の状況は、
「ロシアによるウクライナ侵攻から10か月となった24日、
南部ヘルソン州でロシア軍による攻撃があり、
7人が死亡したとウクライナ政府高官が明らかにしました」と、
今も、激しい戦いが続いているようです。



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