メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

メッセージ 

2022年09月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:SF・ファンタジー

映画ファンの皆さん、今日は〜!

9月9日は、「重陽(ちょうよう)の節句」。
中国では奇数のことを陽数といい、縁起がよいとされ、
なかでも最も大きな陽数「9」が重なる、
9月9日を「重陽の節句」としています。

重陽の節句は、菊の花を飾ったり、
菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだりして、
不老長寿を願う行事です。

と、言っても旧暦の9月9日は、現在の10月中旬ですから、
菊の花が真っ盛りとはいかないですね。
今、暑さにも負けずかろうじて咲いている菊の花を採って、
今晩は菊酒で一杯やるつもりです。

今日の映画紹介は「メッセージ/ARRIVAL」。 
BS12で2022年9月9日(金)19:50〜放送。

突然、世界各地に現れた謎の飛行物体。
彼らはどこから、何のためにやって来たのか?
その答えを導くために米軍から協力要請されたのは、
一人の女性言語学者だった。
2017年(平成29年)5月に観たときの感想文です。

原作はテッド・チャンによるSF短編小説
『あなたの人生の物語』(1998年/平成10年)。

キャッチコピーは、
”彼らは人類に何を伝えようとしているのか?”。

湖畔の家に一人で住む言語学者の
ルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)は
大学で教鞭を取っている。

彼女の脳裏には時おり、ガンで亡くなった娘ハンナとの
何気ない日常風景が浮かんでは消えていく。

そうです、このハンナとの楽しい日々が、
異星人とのコンタクトに重要な意味を
持っているようです。

ある日、まゆのよう巨大な飛行物体が
(日本の米菓「ばかうけ」に似ていると注目される?)
世界12カ所に突然姿を現す。

米軍のウェバー大佐(フォレスト・ウィテカー)から
異星人のメッセージを解読するように要請され、
謎の飛行物体近くに設けられた前線基地へ
連れていかれる。

彼らの目的は何か、人類に対し友好的なのか、
それとも敵対視しているのか。

基地にはルイーズだけでなく
物理学者のイアン・ドネリー(ジェレミー・レナー)と
コンビを組んで、宇宙船へ乗り込み、
異星人のタコの足のような姿から、
”ヘプタポッド(7本脚)”と名付けられた彼らと
コミュニケーションを取ろうと奮闘する。

一方で米国以外の国では、謎の飛行物体を敵と見なし、
中国は核攻撃を仕掛けようとする。

彼らが使う表意文字を分析し、単語を作り、
異星人に理解させ、意思疎通を図るところは
成程と思いました。

原作が「あなたの人生の物語」とあるので、
ルイーズの人生と結びつくのですが、
ここに、「時間」の概念が出て来て、
どう理解するかで異星人が、何故、地球に現れたのか
判るのですが、私には難しかったですね。

ヴィルヌーヴ監督は
”一人の女性の親密で私的な作品として描いたんだ”と、
言っていますが、彼女の人生と、
SFとどう結びつくのでしょうか?

”何故、自分は生きているのか?”、
なぁ〜んて、思っている人はぜひご覧下さい。

そうそう、ヒントは「時間は流れない」。
原題が「ARRIVAL(到着)」という意味も分かりますね。

本年度アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞など
8部門にノミネートされ、音響編集賞を受賞。
P.S
ヴィルヌーヴ監督は私が好きな映画の
『DUNE/デューン 砂の惑星/2021年』の監督でした。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR





上部へ