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北東北・北海道の縄文遺跡 

2022年09月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:旅行

昨年世界遺産に登録されたいくつかの遺跡。
昨日TV放送があると友人から連絡が入った。
早速録画予約。
けれど
リアルタイムで見てしまった。

実は今年の北海道旅行の際にいくつか行ってきたのです。
もうずいぶん前のことですが
三内丸山の発掘では驚きの発見がありました。
それはこの縄文集落がなんと500年にわたって続いてきたということでした。
それまで常識とされていたことは縄文時代は狩猟採集の暮らしで
数年で移り住んでいく移住生活というのが常識となっていたのです。
当時とてもセンセーショナルな報道があったことを思い出します。
その報道の後ぼくは青森まで三内見たさに出かけて行きました。

今回の北海道旅の途中で北海道在住の友人から北黄金塚貝塚について教えてもらったことをきっかけにいくつかの今回世界遺産に認定されたところを回った。
その中で最も驚いたことは
北海道の2つの遺跡。
大船遺跡ではそこに定住した期間は1800年だというではありませんか。
もっと驚いたのは垣之島遺跡。
そこでは5500年という長い時間人々の暮らしが営まれていたというのです。
縄文時代は今から約2500年ほど前までおよそ12000年続いたということですがその1/2近い期間そこに集落があったということです。
当時の縄文人がそんなに豊かな暮らしをしていたとは、以前の常識では到底ガン替えられなかったことです。
TVでは定住の基礎になったことの1つが栗の栽培だというように報道されていました。
北海道にはもともと栗は自生していなかったらしいんですが縄文人が栗を本州から北海道に持ち込みそれがどんどん広がったということを北海道でお聞きしていたんです。
北東北の縄文遺跡でも栗の栽培を縄文人がやっていて
どんぐりの落葉樹林が栗林に変わっていったことなどの報道が
北海道で聞いてきたこととぴったりリンクしてしまいました。

それにしても縄文人の素晴らしいエネルギーと豊かな暮らしぶりに
驚かされた遺跡巡りでした。

ちなみに行った遺跡は
北黄金塚貝塚遺跡、キウス周堤墓群遺跡、大船遺跡、垣之島遺跡(北海道)
二ツ森遺跡、小牧野遺跡、是川石器時代遺跡(青森県)三内丸山、津軽の田小屋野貝塚、亀岡石器時代遺跡は以前行っているのでパス。
御所野遺跡(岩手県)
秋田県の大湯環状列石と伊勢堂岱遺跡も行ったことがあるのでパス。
でした。

もちろん残ってる所にはまたいつか行きたいと…



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