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上海大学シニア留学日記

コスモス 

2011年10月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

毎年この季節になるとコスモスの群生地を見たくなる。
先月末に白川郷に行った時には、真っ青に澄み切った
秋の青空の下で、コスモスが茅葺屋根の合掌造りに
映えてとても美しかった。



(9月末に訪れた白川郷)



だが、百万本ものコスモスが群生している景色を
見るのは圧巻だ。
だから、ここ数年、毎年秋になるとどこか知れず
出掛ける。
昨年は立川の昭和記念公園のコスモスを見に行った。


今日は天気がとても爽やかな一日になりそうだ。
午後から、10年いや15年程前に訪れた横須賀の
コスモスの群生地を再び見に行こうと思い立った。


ネットで調べてみると、「横須賀くりはま花の国」と言うらしい。
以前はそんな名前ではなかったような気がする。
午後1時、自宅最寄駅から東横線に乗る。
横浜で京浜急行の特快に乗り換え、2時20分、
京急久里浜駅で下車。
以前来た時と駅舎も駅前の景色も違っている。
お目当ての、「横須賀くりはま花の国」までは徒歩10分ほど。
公園入口までの道路も景色も以前来た時の記憶と
全く違い良く整備されている。
公園のゲートを見ると、以前の面影がない。
だが、緩やかな勾配を登って行くと、広がるコスモス畑の
形状は以前と同じだ。若しかしたら15年以上も前のこと
だったかも知れない。


肝心のコスモスだが、台風の影響だとかで、背丈が低く、
花も疎らだった。本当に残念。



(コスモスはまばらだった)




30分ほど見て、久里浜のペリー上陸記念碑を見に行く。
さらに千葉の金谷に行く東京湾フェリーターミナルに立ち寄る。
以前は桟橋になっていて、ここで釣りをしたことがある。
今は整備され、フェンスが張られ釣りは禁止となっている。
でも久し振りの海だ。潮風が気持ち良い。



(ペリー上陸記念碑)



(久しぶりに見る海 久里浜港)

それから、バスで京急久里浜に戻る。
駅前の黒船市場と書いてある通りを覗いてみる。
アーケード街の商店を覗きながら、十字路まで来ると、
焼鳥を売っている店を発見。表は売店になっていて、
奥が立ち呑み屋になっている。
歩いて疲れていたので、本当は座りたかったが、まだ4時、
喫茶店くらいしかやっていない時間なので、入って見る。






先客が3人。朝の10時から開店しているそうだ。
朝から飲む人は夜勤明けの人か余程のアル中だろう。
午前中は焼鳥が早朝サービスで1本60円。
この時間帯は1本110円。
焼鳥3本にマグロのブツを注文し、ホッピーを飲む。






隣の人が菜っ葉のお新香のような物を注文した。
美味しそうに見えたので、私も習って注文する。
これが、野菜の匂いがほのかに香って、とても美味。
お店の人に尋ねると、「おろぬき大根」と言うのだそうだ。
この辺りの特産の三浦大根の種を蒔き、一斉に芽が
出た時に、まだ葉っぱが10cmくらいの段階で間引いた
ものに、軽く塩をしただけのものだ。
主に葉っぱの部分を食べる。
新鮮なこともあり、野菜の風味を凄く感じる。
私はとても気に入って、家内に食べさせようと2人前
土産に包んで貰った。
立ち呑み屋の料理をテイクアウトしたのは初めての経験だ。



(おろぬき大根)

帰りの電車ではすっかり眠ってしまった。
ふと目を覚ますと、電車が横浜駅のホームに入る
直前。乗り越さなくて済んだ。

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