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小春日和♪ときどき信州

本・井上荒野 「生皮 あるセクシャルハラスメントの光景」 

2022年08月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




 作品紹介・あらすじ
小説講座の人気講師がセクハラで告発された。桐野夏生さん激賞「この痛みは屈辱を伴っているから、 いつまでも癒えることはないのだ」 * * *皮を剥がされた体と心は未だに血を流している。動物病院の看護師で、物を書くことが好きな九重咲歩は、小説講座の人気講師・月島光一から才能の萌芽を認められ、教室内で特別扱いされていた。しかし月島による咲歩への執着はエスカレートし、肉体関係を迫るほどにまで歪んでいく−−。7年後、何人もの受講生を作家デビューさせた月島は教え子たちから慕われ、マスコミからも注目を浴びはじめるなか、咲歩はみずからの性被害を告発する決意をする。なぜセクハラは起きたのか? 家族たちは事件をいかに受け止めるのか? 被害者の傷は癒えることがあるのか? 被害者と加害者、その家族、受講者たち、さらにはメディア、SNSを巻き込みながら、性被害をめぐる当事者たちの生々しい感情と、ハラスメントが醸成される空気を重層的に活写する、著者の新たな代表作
                読書備忘録 
最近も騒がれていたけれど、映画界に限らず、出ては消え出ては消え・・・
断れない女の事情? そうまでして?
一緒に旅行したり、ホテルの部屋まで行っちゃったりはその後の行為に同意したも同じと言うのは男の言い分???
そもそも怪しいと思ったら、その時点で断るとか、逃げ出すとか・・・それができればねー!
咲歩は一度じゃないからね。
小説講座に通うそれぞれの、それぞれが考えていることがね・・・
思っていてもできなかったことで、結婚生活にまで影響してしまった咲歩だったけれど、すっきりした終わり方で良かったわ。
★★★★☆

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