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トッドの語る日本の天皇・女性・歴史(2)(最終回) 

2022年07月09日 外部ブログ記事
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?トッドの語る日本の天皇・女性・歴史(2) ☆日本には学歴の高い女性・社会で働いている女性も多い ☆しかし一般的の日本人の間では *「なんでも家族内で解決すべきだ」との家族イデオロギーが強い *その負担が、女性を自由に生きさせることを妨げている  ☆その負担が、日本で少子化が進む要因の一つ?女性天皇は中国の父系文化への反発 ☆『家族システムの起源』女帝(日本の女性天皇) *日本最初の女性天皇、椎古天皇が即位した数年後 *中国との公式の接触が再開された ☆その時代、日本の家族は最も原始的な形態に近い核家族 *双系制(若い夫婦が夫と妻いずれの家族集団にも所属できる)体制 *中国では、父系的な直系家族が成立していた (権威主義的家族関係を倫理化したものが儒教) ☆中国の父系主義は、男性を女性の上に置く社会構造 *日本にとり先進的な文明だった *現在の世界とは異なり男性上位こそが文明化のあかし ☆古代のギリシア・ローマ時代も同様 *女性の地位が高い地域は野蛮だと蔑まれていた ☆平安期以前の女性天皇 *中国から流入してきた父系文化、男性上位文化へ *日本の反発、反動の側面があった?「ヨコ型継承」から「タテ型継承」での女性天皇 ☆女性天皇の登場 *皇位継承の規則変更にも関わっている ☆日本の歴史上、女性の天皇は8人(2人は重祚) *平安時代に入る手前で出現している ☆平安時代以前の、皇位の継承は、必ずしも父から子へではなく *兄から弟、叔父から甥というケースも少なくなかった ☆ある特定の皇子に天皇になってもらいたい場合 *その皇子は幼かったりして *すぐに天皇にはできないジレンマのなかで *中継ぎとして女性が皇位に就く ☆兄弟間継承の水平的な方向から *父子継承(垂直的な方向)に移行する時期に女帝が出てきた ☆中国からのインパクトで直系化が進む一方で *急速な中国化へのためらい抵抗があった?皇室は「直系家族」ではなかった ☆8世紀日本は中国に倣って律令制を取り入れる *大宝律令は相続から女子を排除する父系原則 *住居、動産などの半分を長男のものと定める長子相続原則 *それは実際には使われることがなかった ☆直系家族の理念は示されたにもかかわらず *現実には馴染まず、定着しなかった ☆日本の直系家族は、単に中国から渡来したものではない *日本において直系家族が出現するのは鎌倉時代以降 *中国の時期と大幅にずれている *日本では、典型的直系家族は関東を中心に発展した ☆皇室は「直系家族」とは異なり、例外的な場所に置かれていた *皇室は、宗教的な色彩が強く、ヨーロッパの王室とはまるで違う ☆日本の皇室は、ヨーロッパとは逆に *明治から一般の日本人が営んでいる「直系家族」を皇室にも適用した *王が一般社会のあり方を決めるのではなく *一般社会の側が王のあり方(家族システム)を決めた ☆日本の天皇、戦国・江戸時代、政治的な力はなかった ☆明治の時「天皇」をどうデザインするか、重要な課題となった *プロシアなど西洋の王室のあり方も参照したと思う ☆現代でも皇室は一般社会のシステム取り入れている *天皇の皇子が里子に出されずお手元で育てられるようになったの *戦後のことですね?日本の女性がもてる理由 ☆家族システムの推移を歴史的に見ると *核家族よりも直系家族のほうが新しく *直系家族よりも共同体家族のほうが更に新しく *家族システムは大陸中央から周縁に拡がっていった ☆女性の地位 *核家族の双系制的なあり方より、直系家族では地位が下がる *父を頂点として兄弟たちが同じ屋根の下で暮らす共同体家族 (さらに女性の地位は低下する) ☆ 一人っ子政策下の中国での男女比率の著しい歪みも端的なあらわれ ☆ユーラシア大陸の大部分で数世紀にわたって進行してきたのは *女性の地位低下にほかならない *日本もそのダイナミズムの中にあった (明治以降、直系家族が完成に向かうと、それが加速した)?日本で少子化の解決策の一つ ☆女性の地位を上げ *労働と出産・育児を両立させ人口増加につなげるなら *日本は過去(江戸時代)くらいのルーズさに戻ることが良い ☆直系家族 *教育意欲を高く保ち、知識の伝承を重んじるなど *高度な文明を生んできた力強くも効率的なシステムだが *完成してしまうと硬直化しやすい *未完成で不完全なシステムのほうがうまくいく ☆海外でも日本の女性は引っ張りだこ、日本男子はもてない *女性の地位が高い社会で育った男性と *父系的で男性上位社会の出身の女性が出会うと *2人とも、それまで経験したことのないレベルで *自分がリスペクトされているという感覚を味わう                      (敬称略)                                     ?知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載?出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します?私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います?投資は、自己責任、自己満足、自己判断で?詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください?出典、『老人支配国家日本の危機』トッドの語る日本の天皇・女性・歴史(2)(最終回)(ネットより画像引用)

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