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映画 a-ha the movie 

2022年05月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:映画

'80年代は音楽の転換期だった。’70年代のハード・ロックから、ニューミュージックへの移行は、軽快なディスコ、テクノのブームに至る変化により、耳に残りやすいリズムを量産した。
まだ何の音楽性もないa-haは、オスロからロンドンへ向かったが、純粋に音楽がやりたかっただけだった。ひたすら自分達の才能を信じて、時代をいち早くキャッチし、音楽を発信し続けた。その過程で、テイク・オン・ミーを収録した一枚のアルバムが1100万枚のヒットとなったことは驚異だ。
あの名曲「テイク・オン・ミー」のリフやリズムと、MV(MTVがとにかく流行った)のアニメーションを覚えている人は多いはず。
しかし、葛藤があったようだ。
若き時代の先駆者は、ヒットを飛ばし続けることが当たり前に要求される中、メンバー内で衝突が生じたことをも赤裸々にされていて驚いた。
3人による結束は、友情ではなく、音楽性によるものなのだと。
そして、もう一曲、ヒット曲を作りたかったと。
そのモチベーションがあったからこそ、紆余曲折を経て今もバンドはオリジナルメンバーのまま続いている。
一人一人をクローズアップするインタビューが多く、とても魅力が伝わってきた。
当時のポップな音さながら、オープニングからエンディングまで、画像処理や文字が踊るポップさはクリエイティブ。



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