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初空月日記(10)...　

2022年01月30日
テーマ：テーマ無し

雪関係のファイルを整理していたら，2010年3月の雪の翌日の写真が出てきた．ご覧のようにグチャグチャのシャーベットが溶けた状態．汚い．
降っているときは美しくて情緒的だけど，その後が醜い．
今週からの北京冬季オリンピックは，ロケット20発以上を雲に打ち込んで人工降雨剤をまいて無理矢理雪を降らせたり，もともと雪も降らない会場で人工降雪機で雪を演出など，習近平とボッタクリ男爵の似たもの同士でなにがなんでもやり通す勢い．
外国記者からは，PCR検査の数値不正を行って中国に有利なことをやるのではないかという質問に，そんなことは断固としてない！と感染対策弁公室の副主任が反駁したらしい．そんなことをやりかねない国だと信頼されていないということだ．
昨年の東京オリンピックのような擦った揉んだの話など出てこない．SARS-CoV-2なにするものぞ，そんなの出たら力ませで蓋をする．
まあ，こういうパンデミックのときには，強権発動ができる体制が羨ましい．人民は大変だけどね．


















　　 Apr?s la neige, la surface de la route est comme un sorbet... Et sale
　　 Leica M9+Elmarite-M 21mm F2.8




















■ジョコビッチ更なる疑惑

BBCオンラインが伝えるところによると...
BBCが調査したところ，昨年12月16日にPCR検査で陽性となった結果の証明書と，同22日に陰性となった証明書をオーストラリアの連邦裁判所に提出したが...
�@陽性時の確認コード番号は7371999．
�A後日，陰性だったときの確認コード番号は7320919．
と番号が陽性時よりも前のものを提出していたという整合性のないものだった．
提出した書類2通の現物写真も載せている．

このことは，BBCが報ずるよりも前に，ドイツのZerforschungというリサーチ・グループが先のテストの方が後のテストより確認コード番号が大きいという矛盾を最初に取り上げていた．
彼らは「Novak Djokovic's time-travelling PCR tests」というタイトルのブログを書き，この問題を報じたドイツのニュース・サイト「Der Spiegel」と提携して調査していた．


BBCは，独自にできるだけ多くのセルビアの検査証明書からデータを集め，この確認コードを時系列にプロットして比較してみた．
「ジョコビッチはセルビアでテストし，セルビア公衆衛生研究所からその結果を受け取った．そのテスト結果には，固有の確認番号があって，テスト結果は日付が早いほど確認コードの数字が若くなる」ことが確認されたと報じたのだ．





またしても誤魔化しをやっていた．

これは，「事務上の手続きのミスだ」，なんてまた言い訳を言うのだろうね．
このレポートの最後は次のように締めくくられている...

We've put all our findings in this report to the Institute of Public Health of Serbia, as well as the government's Office of Information Technology.
We've tried on multiple occasions and through various channels, but have not yet had a response.
We also contacted Mr Djokovic's team and invited them to explain the discrepancies, but haven't heard back from them.


こういうたちの悪いやり方をする人間をセルビアの国民は国を挙げて英雄扱いし，擁護し，賞賛し続けている．これを批判，断罪するオーストラリアやその他の国，人たちに罵声を浴びせ続けている．

それにしてもドイツのZerforshungやBBCの裏取りなどのやる気は見習うべきことだなぁと思います．日本だったらここまでキチンとやるような新聞社はないでしょうね．

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