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ちょっとシニアチック

水彩画の行商人 

2022年01月24日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

1/23/2022/日

 初めてのアメリカ旅行から2年半後
私は再びアメリカへやって来た1975年のことだ。
今回はアメリカ永住の夢が有った。

 取り敢えずサンゲーブル市に
日本食レストランを開店すると言う男の
手伝いをすることに成った。

 彼には前回のアメリカ旅行の時に小東京で知り合った。
彼は小東京の日本食レストランを手伝いながら
レストラン業のノウハウを勉強していた。

 開店の時には私の看板職人の腕を生かし
ポスターを作ったり、看板を作ったりした。
言ってみれば私はこの店の宣伝担当。
時にはウエイターも兼ねる。

 それ程忙しくはなかったが
日本食レストランらしく成って来た。
そのうち仕事になれ余裕が出て来ると
いろいろアイデアが湧いて来る。

 テーブルの上にイラスト入りの
日本語=英語のカードを飾ったり、
小さな額入りの自分の水彩画を店の壁に飾ったりした。
勿論、日本画的なスタイルと内容を意識した。

 店を手伝うだけではなく自分の売り込みも少々。
そのうち、壁の絵がぼちぼち売れ始めた。
それに、お客さんから絵を売るにはどんな方法が有るか
などの情報が入る。

 私のアートクラフトショー回りのキャリアが
そこから始まったと言える。

(今回の画像はその頃店の壁に飾っていた
 水彩画を再現したもの)

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