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黒部の太陽 

2022年01月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「黒部の太陽」。
BSプレミアムで2022年1月6日(月)13時〜放送。

昭和30年代、不可能と呼ばれた黒部ダム建設に、
文字通り命を賭けた男たちのドラマを、
映画演劇人総出演の豪華キャストにより、
かつてないスケールの空前のスペクタクル超大作!

「ノーカット完全版」ですから放送時間が
3時間以上の映画です。気合を入れて見て下さい。

原作は木本正次。
毎日新聞連載小説として発表した作品。
当時、世紀の難工事と言われた黒部第四ダムの建設。
特にトンネル工事を三船敏郎×石原裕次郎主演で映画化。

石原裕次郎は当時、五者協定の枠で自由に映画を
制作出来ず苦しんでいた。
そんな中、莫大な時間と労力を費やし、
三船プロ・石原プロの共作で映画化した作品。

キャッチフレーズは、
”構想四年、空前のスケールと迫力!
初顔合わせの三船・裕次郎が世に問う、
感動の人間ドラマ!!”

関西電力の太田垣社長(滝沢修)は
黒部川上流に黒四ダムを建設することに
社運をかけて取り組む決意をする。

間組の国木田(加藤武)と熊谷組の下請会社の
岩岡源三(辰巳柳太郎)は、ともに現場責任者の
北川(三船敏郎)を訪れる。

山々は険しい傾斜で一気に千数百米を谷底に
駆け下りていて、その底に糸のような黒部川が
横たわっている。

北川は思わず深い溜息を洩らし、
ダム工事の難しさを知らされる。

資材運搬用のトンネル掘削は
熊谷組が担当することになった。
岩岡源三の息子である設計技師の剛(石原裕次郎)は
体力が衰えてしまった父を見て、工事に参加する。

工事は軟弱な破砕帯とよばれる花崗岩帯にぶつかり
山崩れと大量の水がトンネルを襲うのだった…。

トンネルの土木工事を不撓不屈の精神で乗り切った男達。
北川は言う、
”人間、求めて苦労しようとは思わぬ。
しかし、求めてでも苦労しなければならぬ時がある”と。

三船演じる、関電の北川次長の娘の一人の
由紀(樫山文枝)と岩岡(石原裕次郎)とのロマンス、

結婚はフィクションですが、無骨な男ばかりが
登場する中に家族のドラマを加えたのは男達を支える
女性の存在の大切さを訴えたかったのでしょう。

真冬の北アルプス連峰に目を瞠り、
大自然に挑戦する人々の心意気に感激!

予告編に曰く、
”人跡未踏の黒部峡谷に巨大なダムを造り上げた
日本人の魂の記録!!
大自然に挑み、三船、裕次郎が雄大な
人間ドラマを展開する。愛と感動の巨編。

監督・熊井啓が構想二年、不屈の根性で
作り上げた世紀の超大作「黒部の太陽」。
昭和38年3月、 黒四ダムは多数の犠牲を出して完成した。

1968年(昭和43年)制作。

黒部ダムは巨大原発に匹敵する発電能力があります。
日本には石油は無いが豊富な水がある。
原発に頼らず、水力に傾注すれば、
原発の廃炉のコスト、放射能の恐ろしさを考えれば
ダムの方がいいと思うのですが、原発にぶら下がる大勢の
人と金が、舵取りを難しくしているのでしょうね。

P.S
2027年の開業を目指した「リニア中央新幹線」は
全線のうち86%がトンネル。
標高3000m級の山々が連なる南アルプスを貫き、
山梨、静岡、長野の3県にまたがる全長約25kmの
トンネル工事は技術が進歩しているとはいえ、
最大の難関です。

特に静岡県との大井川の水環境問題。
約2年間もかけた議論だが、静岡県の川勝平太知事は会見で、
「全量戻しができるのかできないのかわからないのが
中間報告を読んでの率直な感想。
全量戻せないならばおそらくは工事は
できないだろうと思う人が多い」との見解で
振り出しに戻り、
これで2027年の開業を2029年に
延長したが又、延期しなければならないようです。

費用も増えるばかり、コロナで運輸収入の減少と
課題は多いようです。



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