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「南紀州」「続南紀州」祥賀谷悠著 

2021年12月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:芸術・文化・趣味

ぼくの住む和歌山が舞台のこの本
ぜひ読んでみたい。

日中戦争から今に続く様々な問題の中で生き抜いてきた人たちに焦点を向けた小説。

『南紀州』という長編小説を書こうと思い立った気持ちの底にあったのは、その時代のなかで、人はどう生き、どうたたかい、それをどう未来につないでゆくのか、それを探求してみたいというものでした。また、人として生きてゆくことは、かけがえのない価値を持っているという思いでした。
(「あとがき」より)。

続編は
南紀州の農村に生きる一家の歩みをたどる。日中戦争前夜から現代まで、親から子、子から孫へと、手渡された歴史を描き出す長編小説の完結編である。
孫の世代である洋子が主人公。
彼女は傷つきながらも懸命に生き抜き、地方紙記者として社会の矛盾に直面した。
紀伊半島の過疎を狙った原発計画、天安門事件に続きソ連の崩壊…… 洋子は向かい風に立つ…

ますます読んでみたくなった。
若い世代の人にもぜひ読んでもらいたい本です。



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