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哀愁 

2021年11月30日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『哀愁/Waterloo Bridge』。
BSプレミアムで2021年11月30日(火)13:00〜放送。
愛し合いながらも戦争によって引き裂かれてしまう
悲恋を描くメロドラマの古典的名作。

キャッチフレーズは、
”この橋に誓った愛は…この橋で燃えたいのちは…
 霧けぶる別離の川に心をぬらしけえらぬ想い出に
 身を灼きつくす…”

舞台は、第一次世界大戦中のロンドン。
市内には空襲警報が鳴り響いていた。

イギリス軍将校の
ロイ・クローニン大尉(ロバート・テイラー)と
バレエの踊り子の
マイラ・レスター(ヴィヴィアン・リー)は
空襲のさなか、ウォータールー橋で出会う。

空襲警報で逃げ遅れたマイラとともに、
2人は地下鉄の駅へ逃げ込み体を寄せ合うのだった。

明日戦地へ向かうというロイに、その夜劇場での
公演があるマイラは彼にビリケン人形を渡す。

ロイは大佐との食事をキャンセルして、
マイラが出演するオリンピック劇場へと出向く。

公演が終わった後、レストランの
「キャンドルライト・クラブ」で
待ち合わせたロイとマイラ。

楽しいひと時を過ごし、閉店前の最後の曲は
♪♪別れのワルツ♪♪
(オールド・ラング・サイン/「蛍の光」)。
演奏の終わりに近づくにつれ、
楽団は少しずつキャンドルを消していく。
https://youtu.be/Acg0o0dNywU

2人はダンスをしながら、ついに口づけを交わす。
その帰り道で2人はもう会えないだろうと話す。

その際にロイはマイラに
”人生に何も期待していないのではないか?”と問う。

マイラはその理由が
”たとえ誰かを好きになったとしても、
結局は戦争によって離れ離れになってしまうから”と。

この言葉のように、
結局、戦争によって二人は離ればなれに。
さて、二人は結ばれるのでしょうか?

ヴィヴィアン・リーの儚い美しさがいいですね。
前年製作の「風と共に去りぬ」では強い女を、
本作では踊り子と、弱い女を演じています。
白黒画像の彼女の悲恋映画は彼女にピッタリでした。

本作を観て、思い浮かべるのは「君の名」。
このドラマも本作にインスパイアされた作品
ではないでしょうか。

しかし、邦題の「哀愁」は素晴らしいネーミングです。
辞書を見ると、「悲しく物悲しい気持ち」とあります。
作品の内容にピッタリのタイトルです。

幸福の人形、ビリケンさんが何かを暗示するように
効果的に使われているのも見どころ?の一つです。

製作年は1940年(昭和15年)。



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観て、楽しい映画を。

yinanさん

おはようございます!

最近は昔の映画ばかり、観ています。
と、言うのも映画館にはなかなか行けないので
TVとか撮りためたDVDなどを観て、
お茶を濁ごしています。

私は、悲しい恋の物語よりも、ストレス解消になる
アクション映画がいいですね。

2021/12/01 10:35:41

悲しい

qqqqqqさん

「哀愁」は悲しい映画で、最後まではなかなか見られない悲しさもある。美男・美女が演じるからかもしれない。


最近の映画ではこんな作品はなかなかできませんね。

2021/11/30 20:47:01

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