ひとりぼっち

どうなるのかな? 

2021年11月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

最近自分の過ぎ去りし人生を振り返ることが多くなった。
年齢のせいなのかもしれないけど。

以前は子供連れの家族の幸せそうな姿を見てもうらやましいと思うこともなく、ただ自分とは無縁の世界と思っていた。
最近はそんな家族連れを見るとなぜかうらやましいと思うことが。
そんな僕だけど最近はなぜか自分の過ぎ去りし人生を振り返ることが多くなった。
人生の終わりが近づいたからなのかなと思いながら。
人生の終わりがきょうなのか明日なのか自分ではわからないけれど。

僕の父は僕が5歳になるころに病気で亡くなった。
病気がわかったとき家族の中で一番下の年齢だった僕は母が父の看病をするのに足手まといということで母の実家に預けられた、その時は小学校入学前だった。
そして母の実家で小学校を卒業するまで育てられた。

振り返ってみればその問なぜ母の実家に預けられるのかという話は誰からも聞くことなく。

最近もう少し父が長く生きてくれたらと思うことが多くなった。
最近は夢を見なくなったけど、以前夢を見たとき、だれかと手をつないで歩いている夢を見たとき顔を覚えていないから顔はわからないけど手をつないでくれているのは父だと思った。

僕は母と手をつないで歩いた記憶がない、だけど父が元気だったころ、どこかへ出かけるときはいつも父と手をつないで歩いていた、だから夢で見た手をつないでいるのは父だと思う。

そんな父があるとき僕が近くの小学校で姉たちと鉄棒で遊んでいて手の皮がむけたので家に帰ったとき父が「子供の皮膚は柔らかいからこんなふうにむけるのだよ。」と話してくれた。

その時幼い僕が父の話を理解できると思っていたのかどうか僕にはわからないけど、そんなふうに教えてくれた父がもう少し長く生きてくれたなら僕の人生は違っていたかもと最近思うことが多い。
そして同時になぜこんな人生になったのだろうと思うことが。
すべてはその時々の選択、決断をしたのは自分自身なんだけど。

これは僕の人生がこの先それほど長くないということを示しているのかなと最近考える。



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