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吾喰楽家の食卓

湯麺と塩ラーメンの違い 

2021年11月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

若い頃、湯麺と餃子は、徹夜で麻雀をする時の夜食の定番だった。
湯麺は日本発祥の中華で、関東を中心に食べられていたから、関西方面では余り馴染みがないかも知れない。
片や、塩ラーメンは最近のものだと思うが、それでも四半世紀近くは経っているだろうか。
湯麺の特徴は野菜が多いことだが、両者の正確な違いについては漠然としか分かっていなかった。

土鍋で醤油ラーメンを作ったら、スープが冷め難いので、最後まで美味しく食べられた。
同じメーカーの湯麺があったので、試しに買ってみた。
ところが、土鍋では作り難いので、通常の丼に盛った。
その時、漠然としていたラーメンと湯麺の違いは、作り方だと気が付いた。

ラーメンは、先に丼へスープを入れ、茹で上がった麺を入れてから、チャーシューやメンマなどの具材をトッピングして作る。
だから、丼の代わりに土鍋を使っても、何の問題もない。
ところが、湯麺の場合は、炒めた豚肉や野菜などに、スープを加えてから少し煮込む。
それを、丼に入れた麺へ掛ければ仕上がる。

繰り返しになるが、麺をスープへ入れるのがラーメン、麺にスープを掛けるのが湯麺である。
この違いが、湯麺が土鍋では作り難い理由だった。
土鍋で煮込むのは、袋麺の湯麺を作る方法だが、これは乾麺だから美味しいのだろう。
今回、湯麺をラーメンのように作ってみたら、塩ラーメンが出来たが、これはこれで美味しかった。

   *****

写真
湯麺(11月25日) 土鍋塩ラーメン(同27日)

御礼
「未完の日記原稿」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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