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ドロップシッピング新米店長たのきんの挑戦奮闘記

菊花賞(G1) 血統的考察 

2021年10月20日 外部ブログ記事
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?菊花賞(G1)血統的考察先週の秋華賞(G1)は、好位追走の△アカイトリノムスメ(4番人気)がファインルージュ(2番人気)の追撃を半馬身抑えて優勝。昨年はデアリングタクトが三冠を達成したが、今年は三冠馬を父母(父ディープインパクト、母アパパネ)に持つ超良血馬が最後の一冠を制した。牝馬三冠が終わってみると、すべて掲示板に載ったのは△アカイトリノムスメただ1頭。どんな競馬でも上位を外さない安定感は素晴らしい。さて、今週は菊花賞(G1・芝3000m)。過去10年間の成績を見ると1番人気馬が6頭連対しているので、人気馬はそれなりに信頼できるレースといえるが、直近の5年間は9、10、7、8番人気の伏兵が連対。ヒモ荒れ型のレースとなっている。出走各馬がおしなべて中距離タイプに均質化しているので、未経験の長距離戦でも有利不利が出にくく、結局はその馬の持つ絶対能力で決まってしまう傾向が見られる。ただ、同じ中距離馬であっても、菊花賞向きと思える馬、思えない馬はいるので、そのあたりを選別してみたい。ステラヴェローチェは「バゴ×ディープインパクト」という組み合わせ。前走、秋緒戦の神戸新聞杯(G2)を快勝した。これまでに勝った2つの重賞はいずれも不良馬場(もうひとつはG3サウジアラビアロイヤルC)。雨が降れば抜群の強さを発揮するのは間違いないが、良の朝日杯FS(G1)と日本ダービー(G1)でそれぞれ2、3着、稍重の皐月賞(G1)で3着と、どんな馬場でも崩れない安定感が持ち味といえる。5着と敗れた共同通信杯(G3)は他馬よりも1kg重い57kgの別定重量を背負っており、1着エフフォーリア、3着シャフリヤールはのちにクラシックレースを2着、ヴィクティファルスはスプリングS(G2)を勝っているので相手も強力だった。父バゴは現役時代に凱旋門賞(仏G1)を制覇。クロノジェネシス(有馬記念、宝塚記念、秋華賞)、ビッグウィーク(菊花賞)などを出している。全体的な成績は目立つものではないが、それは日高の牧場がメイン顧客で、繁殖牝馬の質が高いとはいえないので致し方ない。バゴに限らず軽種馬協会所有の種牡馬はそうした傾向が見られる。ただ、ノーザンファームの生産馬に限れば出走4頭すべてが勝ち上がり、クロノジェネシスと本馬が重賞を勝ち、ブラックバゴ(京成杯2着、ホープフルS3着)が重賞2着となっている。菊花賞馬を出しているとはいえ、距離適性は母方の血に左右されるところがあり、長距離がとくに強いというわけではない。本馬はハイトオブファッション≒バークリア3×4という鮮やかな4分の3同血クロスを持つ。これらはヨーロッパのスタミナ寄りの血なので重厚感はあり、底力も感じられるが、母オーマイベイビーはゴスホークケン(朝日杯FS)の半妹で、スピード型のファミリーに属しているので距離延長が歓迎という血統でもない。ダービーの掲示板に載った5頭のうち菊花賞に駒を進めてきたのはこの馬だけで、トライアルも勝っているとなれば、出走メンバーのなかでこの馬の地力がナンバーワンであるのは衆目の一致するところ。地力の高さで距離を克服できれば、といったところ。クロノジェネシスが宝塚記念(G1)を連覇し、本馬も朝日杯FS(G1)で2着となっているように、バゴ産駒と阪神芝は相性がいい。オーソクレースは「エピファネイア×ディープインパクト」という組み合わせ。母マリアライトは宝塚記念(G1)とエリザベス女王杯(G1)の勝ち馬で、有馬記念で(G1)も12番人気で4着と健闘している。近親にはクリソベリル、クリソライト、アロンダイトなど活躍馬多数。父エピファネイアは、アベレージこそさほど高いわけではないものの、デアリングタクトやエフフォーリアといった大物を出している。芝2500m以上で連対率31.4%。2011年以降、この条件で産駒が20走以上した69頭の種牡馬のなかで第2位。「エピファネイア×ディープインパクト」で、なおかつサドラーズウェルズのクロスを持つ馬はニックス。他にアリストテレス(アメリカJCC)、ムジカ(ローズS-2着)、アールドヴィーヴル(クイーンC-2着)、フアナ(フローラS-3着)、ユングヴィ(京王杯2歳S-3着)などが出ている。前走のセントライト記念(G2)は、単なる長期休養ではなく、骨折休養明けだったにもかかわらず3着。地力の高さを見せつけた。前述のとおり長距離歓迎の血統。一度叩いて順当に良化しているならば勝ち負けに持ち込めそうだ。レッドジェネシスは「ディープインパクト×ストームキャット」。この組み合わせはキズナ、リアルスティール、エイシンヒカリなど国内外で9頭のG1馬が出現しているニックス。母リュズキナは不出走だが、2代母ラッキーはアサシS(愛G3・芝7f)の勝ち馬で、英2000ギニーを勝ったキングオブキングスの全妹にあたる。2代母の父がサドラーズウェルズでありながら鈍重さが感じられないのは、スティールハート(ニホンピロウイナーを出したスピード型種牡馬)の4分の3同血を3代母に持つこのファミリーの影響だ。前走の神戸新聞杯(G2)は2着。母方に入るサドラーズウェルズのパワーと重厚さがモノをいった。血統的には2400mが守備範囲の中距離タイプで、3000m向きというわけではないが、ディープインパクト産駒は現在、菊花賞を3連覇中で、芝3000m以上のG1を7勝(2着5回)している。この数字はステイゴールドを上回っており、長距離におけるディープインパクト産駒の信頼性の高さを表している。サドラーズウェルズの成長力も侮れず、差し馬向きの展開になればおもしろい。牝馬のディヴァインラヴは「エピファネイア×ディープインパクト」という組み合わせ。これは前出のオーソクレース、昨年の2着馬アリストテレスなどと同じ。オーソクレースの項で説明したとおり、父エピファネイアは芝2500m以上で連対率31.4%。2011年以降、この条件で産駒が20走以上した69頭の種牡馬のなかで第2位。「エピファネイア×ディープインパクト」は芝2500m以上で連対率46.7%と圧倒的な成績を挙げている。母ディープラヴは未勝利馬だが、芝2000mで2着の成績があり、スタミナに問題ないタイプだった。前走の木曽川特別(2勝クラス・芝2200m)で2着に負かしたマカオンドールは、京都新聞杯(G2)3着、京都2歳S(G3)3着。同馬は中京芝2000mで2歳レコードを作ったように中京では強いタイプでもあった。本馬は現在、1勝クラスの芝2600m戦、2勝クラスの芝2200m戦を2連勝。いずれも52kgと軽い斤量だったが、非凡な長距離適性を備えているのも確かで、昨年10月のデビュー戦から馬体重が20kg増えたことも充実の証だ。牝馬ではあるが、長距離では相当な器ではないかと思われる。菊花賞は、実力的に抜きん出た中距離馬が勝つことは珍しくないが、人気薄で突っ込んできた伏兵は必ず血統的な裏付けがある。ロベルト、サドラーズウェルズ、リボー系といった血を持つ馬は注意が必要だ。長距離戦ではベタな血統買いがハマることが多い。以上の傾向を踏まえ、調教の動きなどを加味しつつ、週末に最終結論を出したい。★UNIQLO☆彡お値打ち品多数あり楽天市場【まとめ買い5セット】便利食品ギフトお得Eセット9,300円UNIQLOウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ(丈標準66〜72cm)セットアップ可能1,990円

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