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ドロップシッピング新米店長たのきんの挑戦奮闘記

2021/09/29 

2021年09月29日 外部ブログ記事
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?スプリンターズS(G1)血統的考察先週の神戸新聞杯(G2)は、後方追走の○ステラヴェローチェ(2番人気)が直線でインを突き、同じくインから伸びた△レッドジェネシス(5番人気)に競り勝って優勝、昨年のサウジアラビアロイヤルC(G3)以来二度目の重賞制覇を成し遂げた。いずれのレースも馬場コンディションは不良。こうした馬場は得意中の得意だ。とはいえ、これまでのレースでは良馬場でも世代トップクラスの力を発揮しているので、同じ父を持つクロノジェネシスのように総合力が高く、バゴ産駒らしい成長力を示している、という見方が正しいのかもしれない。4着に敗れたシャフリヤールは、鞍上の福永騎手が語ったとおり馬場が合わなかった。良馬場なら巻き返してくるはず。さて、今週はスプリンターズS(G1・芝1200m)。中山芝1200mは、スタート地点が2コーナーの坂の頂上付近にあり、400m地点まで約2mの下り坂。したがって、他のコースに比べてテンのスピードが速い。しかも、ラストはきつい上り坂。こうしたレイアウトであるため、日本で最も前傾ラップになりやすい芝1200mのコースといえる。当レースはG1に昇格した90年以降、31回中29回、前傾ラップとなっている。ハイペースで展開するため、溜めて切れるサンデーサイレンス系よりも、スピードの持続力に秀でたミスタープロスペクター系が強い。過去10年間の連対馬20頭中、過半数の11頭がこの系統に属している。登録馬のなかでこの系統に属するのは、カイザーメランジェ、ダイメイフジ、ダノンスマッシュ、ファストフォース、ボンボヤージ、モズスーパーフレア、ロードアクアの7頭(ヨカヨカは故障)。レシステンシアは「ダイワメジャー×リザールアイランド」という組み合わせ。母マラコスタムブラダは現役時代、南米アルゼンチンでヒルベルトレレナ大賞(G1・芝2200m)を4馬身差で逃げ切った。父ダイワメジャーは瞬発力よりもスピードの持続力に秀でたタイプで、デインヒルとサドラーズウェルズを併せ持つ母も同様の資質を伝えている。したがって、母と同様に先に行って粘り強いタイプとなっている。昨年のNHKマイルC(G1)で同世代との戦いを終え、3歳秋以降に5戦しているが、1200〜1400mでは[2-1-0-0]、1600mでは[0-0-0-2]という成績。前走のセントウルS(G2)はギリギリしのいだといった勝ち方だったが、余裕残しの仕上げだったのも事実で、今回は引き続き芝1200m戦なので期待できる。高松宮記念(G1)2着、G1を含めて重賞4勝という戦績は素晴らしい。ただ、父ダイワメジャーは当レースで過去5頭出走してソルヴェイグの3着が最高着順。3番人気以内で3頭が出走し、それぞれ4、12、7着と敗れている。血統的に向いたレースとはいえない。ダノンスマッシュは「ロードカナロア×ハードスパン」という組み合わせ。母スピニングワイルドキャットはハリウッドワイルドキャット(米3歳牝馬チャンピオン)の娘で、ロベルト4×3という重厚なクロスを持つ。サンデーサイレンスが入らないので中距離向きにはらなず、母のスピード+底力がよく表現されて質の高いスプリンターとなった。スプリント路線におけるロードカナロア産駒の代表格で、ここまで重賞8勝。昨年暮れ、東アジア最高のスプリントG1である香港スプリント(G1)を、強力な地元馬相手に快勝した。叩き良化型ではなく、休み明けで状態がフレッシュなときに走るタイプ。したがって春の香港遠征以来となる今回はおもしろい。ピクシーナイトは「モーリス×キングヘイロー」という組み合わせ。父モーリスはスプリントタイプの種牡馬ではないが、母ピクシーホロウがキタサンミカヅキ(東京盃2回、東京スプリント)と同じ「キングヘイロー×サクラバクシンオー」なので、1200m戦への適性がある。重賞で連続2着した内容は高く評価でき、ハイペースになりやすいレースであるのもプラス材料。「母の父キングヘイロー」は、ディープボンド、アサマノイタズラ、メイショウムラクモ、ヴァイスメテオール、ジョーストリクトリ、キングズガードなど次々と重賞勝ち馬を出しているので要注目。タフなレースになって浮上しそうなタイプなので侮れない。モズスーパーフレアは「スパイツタウン×ビロングトゥミー」という組み合わせの外国産馬。父スパイツタウンは現役時代にブリーダーズCスプリント(米G1・ダ6ハロン)を勝った快速馬で、追っての味は乏しいものの、強靭なスピードの持続力を伝える。同じ父を持つマテラスカイはハイペースで気分良く逃げるとビックリするような力を発揮するが、本馬にも同様の特性を垣間見ることができる。中山芝1200mは、スタートからダラダラと下り坂が続き、ラスト200mは急な上り坂。したがってハイペースの競馬になりやすい。本馬はハイペースの逃げを打って粘り強いのでコース適性がきわめて高く、これまで中山芝1200mでは5回走って[3-2-0-1]。オーシャンS(G3)を勝ち、一昨年のこのレースでは「前半3ハロン32秒8」という超ハイペースで逃げて2着に粘った。唯一、馬券圏内を外したのは昨年のこのレース。良馬場ながら時計の掛かる馬場状態で、なおかつ外差しのコンディション。それでいて、一昨年と同じ「32秒8」という玉砕的なペースで逃げてしまったため、直線で潰れてしまった。先週までの馬場は一昨年に近いまずまずのコンディション。台風の影響で金曜日に大量の雨が降る可能性が高く、土日でどの程度乾くかが鍵。重馬場の高松宮記念(G1)を勝ったように道悪は決して下手ではないので、適切なペースで逃げられれば勝機はあるが、昨年のようなオーバーペース&外差し馬場になってしまうと厳しい。調教の動きなどを加味しつつ、週末に最終結論、出したい。

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