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小春日和♪ときどき信州

本・宇佐美まこと 「羊は安らかに草を食み」 

2021年09月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




 作品紹介・あらすじ
認知症を患い、日ごと記憶が失われゆく老女には、それでも消せない “秘密の絆” があった――八十六年の人生を遡る最後の旅が、図らずも浮かび上がらせる壮絶な真実!過去の断片が、まあさんを苦しめている。それまで理性で抑えつけていたものが溢れ出してきているのだ。彼女の心のつかえを取り除いてあげたい――アイと富士子は、二十年来の友人・益恵を “最後の旅” に連れ出すことにした。それは、益恵がかつて暮らした土地を巡る旅。大津、松山、五島列島……満州からの引揚者だった益恵は、いかにして敗戦の苛酷を生き延び、今日の平穏を得たのか。彼女が隠しつづけてきた秘密とは? 旅の果て、益恵がこれまで見せたことのない感情を露わにした時、老女たちの運命は急転する――。
                読書備忘録 
壮絶!
満州から引き揚げて来た。と言う話は聞いたことはあり、戦争に負けたから日本に帰ります。ってわけにはいかなかったことくらいは知っていたけれど、こんなに過酷だったとは・・・日本に帰るまで生き延びる。生き延びるというのがどんなことか、まして敗戦国で家族を亡くし、たった一人になってしまった子供が・・・いったいこの子たちが何をしたというのだ。
何で戦争なんかする?
三人で訪れた、益恵がかつて暮らした土地には温かい人たちが待っていた。
みんなやさしい・・・それは益恵の人柄がそうさせていたのね。
すごいお話を読んでしまった。とてもよかった。
★★★★★

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