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サンダーボルト 

2021年09月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

「菅首相の退陣」のニュースは驚きでした。
首相の器は、真面目だけではやはり無理だったようで、
トップに立つ人は何かカリスマ性がないと、
人気が取れないですね。

派閥を持たない菅首相にとっては、派閥の領袖に
見放されては、勝ち目は無いと悟ったのでしょう。
”気力を失った”との言葉に、首相の気持ちが伝わって来ます。

今日の映画紹介は
「サンダーボルト/THUNDERBOLT AND LIGHTFOOT」。
BS-TBSで2021年9月4日(土)21:00〜放送。

1974年(昭和49年)の映画で、当時の
クリント・イーストウッドはマカロニウエスタンや
「ダーティハリー」などで活躍していたので、
アクション俳優のイメージが強いのですが本作ではちょっと
イメージが違いました。。

アメリカン・ニューシネマの雰囲気を持った
ロードムービー映画ですが、
今、見ると味わいがありますね。

キャッチフレーズは、
”愛銃マグナム44から、
 20oキャノン砲に強力パワーアップ!”

冒頭のシーンが印象に残ります。
青い空の下、輝く黄金色の麦畑の中の
讃美歌が聞こえる小さな教会。

黒い服の宣教師が説教をしている所へ、
そこへ車から降り立った男が突如、
宣教師めがけて銃を乱射して来る。

必死の形相で逃げる宣教師の名は、
ジョン・ドーアティ(クリント・イーストウッド)。
別名サンダーボルト(雷電)の異名を持つ銀行強盗だった。

綽名の由来は、彼が銀行を襲撃する時に、
20ミリ機関砲で金庫を破壊して金を奪う手口から来ていた。

彼を追う男は元軍隊仲間で粗暴な性格の
レッド・レアリ(ジョージ・ケネディ)。

レッドはかつて彼と一緒に、現金輸送会社から
50万ドル強奪したが、事件の首謀者ビリー・ラムが
突然心臓マヒで死んでしまい、そのためにレッドは
彼が50万ドルを持ち逃げしたと思い込んでいた。

サンダーボルトはレッドの銃撃から逃げ出す途中で、
ディーラーから高級車を乗り逃げ中の
ライトフット(ジェフ・ブリッジス)の車につかまり
逃走を図り、何とかレッドから逃げ出すことが出来た。

お調子者のライトフットは
サンダーボルトにつきまとい、相棒になってしまう。

アクション映画かと思えば、50万ドルをめぐっての
仲間争いをマイケル・チミノ監督が男の友情として、
うまく描いていいます。

特にラストシーンで、ポール・ウィリアムスが
歌う主題歌「Where Do I Go From Here」が
流れる中、白いキャデラックで走り去る、
イーストウッドには感激しました。
https://youtu.be/h2JRySPVol0

又、ブリッジスの演技はイーストウッド以上でした。
本作でアカデミー助演男優賞にノミネートされたのも納得。



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