生命系の進化論

5.4.18資本自由主義と官僚社会主義(nationalism) 

2021年08月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:生命系の進化論


共産主義を科学的に解析すると、生存に必要なenergyが無限大でないと成り立ちません。

自然界は、各自の生活のために獲得するenergyの競争です。そして、エネルギーが満ち溢れた環境に満たされれば増殖し、減少すればそれを求めての争いです。

それを、ダーウィンの自然選択と言います。ネオダーウィニズとか・・・と改良はされていますが、基本は変わりません。大事なことは、ダーウィンの自然選択は、人類にも適応されると言う事です。

ダーウィンの選択を織り込んで、その争いの規模を考えましょう。各国が、多大なエネルギーを集めて、大きな組織を目指す覇権的共産主義(nationalism)は、政治家・公務員の生活レベル向上のために、海外からenergyを求め合うので、国同士の覇権争いに発展します。

一方、資本自由主義社会は、科学文明の加速度的な発展とともに、企業がグローバル化します。世界各地に工場を建てて、現地の人々を雇用する、いわゆる地産地消になりますから、世界の人々が潤う事になります。優秀な人々は、国籍や人種によらず本社採用されて、世界戦略のキーマンとして活躍し、研究開発に従事する。ダーウィンの選択は、採用する人々の能力に作用します。いろいろな職種が有りますが、職種に応じて能力が有り、働く意欲が有れば、採用されます。

企業におけるダーウィンの選択は、世界の需要に適さなくなった企業が、市場から退場するという形で行われます。最近は、覇権主義を目指す各国もその流れについて行けずに、アメリカ、日本、中国・・・矛盾をはらんで、右往左往しています。

また、私のような組織に馴染めない人間も、自由主義社会に適します。資本自由主義社会は、世界の人々に資本としての株式が公開され、誰でも買えます。したがって、経済の流れを冷静に判断する能力さえあれば、生活するだけのお金を得ることができます。

官僚社会主義や共産種主義は、どうしても権力の有る側の世襲制になり易いので、内憂というコネ社会が幅を利かせます。またインターネットの発達は、国家間を超えて、お金や情報が自由に流れるので、著作権の問題や、世界で取引できる電子マネー、タックスヘブン・・・・国家の利益を守る既存法則は成り立たなくなっています。例えば、購入者が買った漫画本をインターネット上にアップして好きな時に読もうとした場合、誰の漫画かの問題が生じます。今までは購入者の買った本には、著作権が含まれているのです。


最近は政府が官僚の人事権と許認可権を持つようになったので、世襲王国になっている。官僚は忖度で政府の顔色を窺うようになり、若手の秀才は官僚にならず、海外に生活圏を求めて出ていく。



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