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ローマの休日 

2021年08月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます〜!

久しぶりの投稿です。
介護しながらの引越は大変でしたが、
何とか終の住処?で落ち着きを取り戻しつつあるので
ボチボチと…。

今日の映画紹介は「ローマの休日/ROMAN HOLIDAY」。
BSプレミアムで2021年8月11日(水)13:00〜放送。

名作中の名作で、何回見てもヘプバーンの
魅力には年齢を重ねても心がときめきますね?!
ストーリーは皆さん、ご存知でしょうが念のため。

公務で、イタリアのローマを訪れた
王女アン(オードリー・ヘプバーン)は
形式ばった行事の毎日に王女は少々、疲れ気味だった。

侍医は王女に睡眠薬を飲ませたが、かえって目が冴えて
眠れなくなり部屋から逃げ出す。

が、街を歩いているうちに薬が効いてきて、
広場のベンチで寝こんでしまった。

そこへ通りかかった新聞記者の
ジョー・ブラドリー(グレゴリー・ペック)は、
彼女を王女とは知らず、助けおこして
自分のアパートへ連れ帰る。

翌朝、彼女が王女であることを知ったジョーは、
”一日中、気ままなことをして過ごしたいの
カフェに座ったり、お店を見たり、
雨の中をあるいたり…、楽しいでしょうね”

との、言葉を聞いて、これこそ特ダネ記事と張り切って
ローマ見物の案内役をかって出る。

その中でも、「真実の口」に手を突っ込んだペックが、
本当に手を噛みちぎられたように演じて、
ヘプバーンは驚きのあまり、叫び声を上げますが
これは演技でなく、本当に彼女は驚いたようで、
そのリアクションのシーンはいつまでも記憶に残ります。

一方、ジョーは同僚のカメラマンの
アーヴィング( エディ・アルバート)を呼び寄せて、
隠しもった小型カメラでぬけ目なく王女の行動を
写真に撮らせる。

ヘプバーンの「王女」の気品と「妖精」の愛らしさは
言葉には言い表せない美しさです。

特に、美容院でカットを頼んで、
前髪を短く切り揃えて、後ろはややウェーブの
かかったショートカットにしたヘアスタイルに、
”完璧だ、あなたは長い髪でなくても素敵だ”と
美容師は褒めたたえて、夜の船上パーティのダンスに誘います。

このシーンは「アン王女」から
「アーニァという一人の女性」へ変身する瞬間で、
王女の成長の物語でもあるようです。

日本でも「ヘップバーン・カット」が流行しました。

ラストシーンが又、いいですね。
新聞記者会見が大使館で行われたときのアン王女の言葉。

”いずこも忘れ難く、よしあしを決めるのは困難…、
いえ、ローマです。今回の訪問は
永遠に忘れることはできないでしょう”。
(Rome. By all means,
Rome. I will cherish my visit here in memory,
as long as I live.)。

この後、アーヴィングは今までに
撮影したフィルムをそっと王女に渡す。
そして、ジョーとアン王女とは、目と目を見合わせて
無言の別れを告げる。このシーンには感動しました。

ヘプバーンはこの初主演作で、
1953年度(昭和28年)アカデミー主演女優賞を、
脚本のイアン・マクレラン・ハンターが最優秀脚本賞。
衣装のイデス・ヘッドが最優秀衣裳デザイン賞を受賞。

監督はウィリアム・ワイラー。



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