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痩田肥利太衛門残日録その二

2021年8月6日現在の各国コロナ感染状況とブレークスルー感染について 

2021年08月08日 外部ブログ記事
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平均1日感染者とワクチン接種率推移表



英仏等1日感染者数推移グラフ_210806



米印等1日感染者数推移グラフ_210806



日本スウェーデン等1日感染者推移グラフ_210806

1.変異ウイルス発生源の国の感染状況
@イギリスで発生した変異ウイルス「アルファ株」による感染は5月には1日感染者2400人まで減少しこのまま収束するかにみえました。
しかし、6月に入るとデルタ株により、ワクチン接種率が90%〜113%と高いにも関わらず、7月後半まで感染増加までつづきました。ただ、ワクチン接種の効果で重症者や死亡者は激減しています。8月に入り、ようやく、減少の兆しがみえてきました。
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A変異ウイルス「デルタ株」発生源のインドはワクチン接種率5%の4月前半1日感染者29万人、5月前半の接種率15%、1日感染者38万人をピークに減少に入りました。
そして、7月前半までに1日感染者4万人まで減少しますが、7月から8月前半の現在まではっきりした減少は見られず足踏み状態が続いています。8月前半のワクチン接種率は36%です。
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B変異ウイルス「ガンマ株」発生源のブラジルは感染とワクチン接種率に相関がみられず、3月から6月まで4カ月間1日感染者6万人〜7万人をキープしながら感染発生をつづけ、6月候半から減少に転じ、8月前半の1日感染者3万人まで減少しています。8月前半のワクチン接種率は69%です。
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2.感染増加割合が低い国
スペイン、ロシア、韓国は7月から8月前半(現在)まで感染増加はあるものの増加率はそれほど高くなく、現在のところ、感染は抑えられているように見えます。
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3.感染増加割合が高い国
アメリカ、フランス、日本は7月前半から再び感染増加が始まり、8月以降しばらく増加が続くと思われます。日本はワクチン未接種の50代以下の世代に感染力の高い変異ウイルスのデルタ株が襲い急激な感染増加を招いています。
アメリカでもデルタ株による感染で7月初めの1日感染者2万人から8月初めには10万人まで増加しています。
ワクチン接種率の低い州がフロリダ、テキサス、ミズーリ、アーカンソー、ルイジアナ、アラバマ、ミシシッピの7州あり、これらの州が全米の新規感染者数の半分を占めていると報道されています。(ミシシッピ州の接種率40%)
また、ワクチン接種率の低い東南アジアでも変異ウイルス「デルタ株」が猛威を振るい、深刻なダメージを与えてさせています。
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米CDCによると、これまでに米国民の約58.4%が少なくとも1回ワクチンを接種し、約50%が接種を完了しているとCNNは伝えています。
(CDC:米疾病対策センター)
(1回接種で完了のワクチンと2回接種で完了のワクチンがある)
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CDC所長ワレンスキー氏の話として「1億6400万人がワクチン接種を受けたがおそらく数万人のブレークスルー感染者(接種後の感染)が出ることを想定すべきだ」しかし「ブレークスルー感染者は症状が軽く、病院外で過ごしている。亡くなってはいない。これこそ理解すべき最も重要な点だと思う」と報道しました。
(ブレークスルー感染:ワクチン接種を完了した人が新型コロナウイルスに感染する現象を言う)
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表の8月6日からもアメリカのワクチン接種率は104%ですからまだアメリカ国民の約50%しか行き渡っていないことがわかりました。
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感染増加を抑えるにはワクチン接種が行きわたるのを待つほかないようですがワクチンを接種しても1万人に3人から6人はブレークスルー感染することを頭にいれておく必要があります。
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米印累積感染者数推移グラフ_210806



英仏等1日死亡者数推移グラフ_210806



米印等1日死亡者数推移グラフ_210806



日本スウェーデン等1日死亡者推移グラフ_210806

【参考】
(1)「米コロナ感染者、ワクチン低接種率7州が半分占める」、ロイター通信、2021.8.6
(2)「米コロナ新規感染10万人突破」、Newsweek、2021.8.6
(3)「数万人がブレークスルー感染か」、CNN、2021.8.7

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