生命系の進化論

5.4.12世襲議員と官僚体制-2  

2021年07月27日 ナビトモブログ記事
テーマ:生命系の進化論

 しげきさんは真面目ですね。実務は官僚が行っています。法案も官僚が作っています。(憲法をはじめとする法律体系、判例などとの整合性を整え、現実に執行する事において齟齬のないように法案を作れるのは、官僚組織です。ですから、民主主義で選ばれた阿呆の安倍さんでも、総理が務まる。安倍さんのよいのは、苦労知らずのお坊ちゃまですから、コントロールし易い。
昔は、吉田茂、鳩山一郎、岸信介、佐藤栄作、みな東大での官僚出身だ。オール官僚組織が、最低限の仕事をこなしながら 面従腹背で、政権の落とし穴を掘ろうとしたら、どんな政権も国民の不人気を買い、次の選挙でアウトになるのは明らかだ。

したがって、彼らの仕事と言えば、彼らを取り巻く余裕のある地方の団体の利益です。世襲議員は、地方創生ばら撒き予算で、彼らを支持する層に、10〜20%の割引プレミアム商品券を購入させます。ふるさと納税を勧めて、お礼の特産品を生産する地方の業者が、儲かるような法案に熱心になります。勿論、プレミアム商品券と同じで、納税できる層も潤います。政府与党を支持する地方のボス達の要求に答えて、農業者戸別所得補償制度から経営所得安定対策と名前を変えながらも、生産性の低い地域にお金をばら撒いて、生かし続けます。

地方のボス達は、様々な交付金作りに暗躍しています。過疎地での原発再稼働交付金等は、そのよい例です。そのお金は、経常収支で浮いたお金では有りません。予算を借金で賄います。借金で借金を返すデフォルトに陥っていても、構わないと思っています。彼らは、日本国の将来を考えない内憂です。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR

上部へ