メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

金田博美、金田朋子

自費出版本「祖父に逢いに行く」より一部抜粋 

2021年07月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



自費出版本「祖父に逢いに行く」より一部分を抜粋しましたので、読んでみた良かったらネツトで「祖父に逢いに行く」または「金田博美」と検索をお願いいたします。Amazonでは翌日配送に対応しております。本文より一部抜粋・・【69頁】海没された海峡の方向を方位磁石で確かめ、祭壇を作り追悼式を行うが海風が強く難儀する。花と日本酒を海へ手向(たむ)ける。手向けた花は私たちから離れ難いのか波に押し返され戻ってくる。この海の底に眠る多くの無念の魂へ、この海は故国(ここく)へ故郷の山河へと続いている。心安らかにと心から願う。【74頁】オリオン峠着。戦地では峠は敵を迎え撃つ拠点になり、兵隊には死守する命令が下される。当時の戦況下で死守とは文字通り「死んでも守る」兵隊の死ぬ場所を意味する。自分の死ぬ場所は此処なのだと思い、兵士はこの景色の中で戦いと死の準備をしていたのだろう。フィリピン北部から南下してきた敵との戦いで、多くの戦死者や戦病死者を出した峠であり、付近では今もなお日本兵と思われる人骨やヘルメットなどが出土するという。【76頁】南下してバレテ峠へ向かい現地追悼式を行う。陽が高くなるにつれて影は短く、そして強くなる。バレテ峠はルソン島の中央に位置し、北上する敵をくい止める重要な拠点である。ここでも峠を守るために多くの兵隊の戦死により、故郷への帰還を果たせない無念の魂が眠る峠となった。慰霊碑は今もなお、攻め登って来る敵を見下ろすかのように、風を受け立っている。定価1100円(税込み)。インターネット通販「アマゾン」などで販売している。「祖父に逢いに行く」フィリピン慰霊巡拝団に参加して書籍(税込)1,100円www.amazon.co.jp/dp/4434286900

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ