メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

吾喰楽家の食卓

紆余曲折の芝居見物 

2021年06月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

4月末、色恋抜きの女友達から、白大島が仕立て上がったのに着てく所がないと、ラインが届いた。
共通の趣味は落語で、風流寄席に何度かご一緒している。
高校時代、落語研究会のマネージャーをしていたくらい、落語が好きな方である。
でも、今回は国立演芸場の落語よりも、国立劇場で歌舞伎を観る方が相応しいと思った。

ところが、どちらもコロナ禍で休演中だった。
6月上旬はワクチン接種があったので、決まるのが遅くなり、歌舞伎鑑賞教室『人情噺文七元結』千穐楽の前々日になった。
古典落語を元にした歌舞伎なので、喜んでくれた。
夏至に袷は無理で、着るのは秋まで待つことになった。

土曜日のこと、中耳炎の治療中とは聞いていたが、症状が悪化し、更に眼科通いが始まったと連絡があった。
高齢者の中耳炎は注意が必要と、主治医から言われたそうだ。
チケット代は払うので、代わりを見付けて欲しいと言う。
幸い代わりの人が見付かったので、チケット代は断ったが、気を遣っているのではと、中々、信じて貰えなかった。

彼女には気の毒だが、昨日は、素晴らしい観劇日和だった。
『人情噺文七元結』も、期待した以上に楽しめた。
開演は、午前11時なので、池袋のデパ地下に寄れなかったのは少し残念。
昼餉は少し遅くなり、終演後に半蔵門で食べたが、楽しい一日になった。

   *****

写真
2021年6月21日(月)撮影

御礼
「プチ奮発した父の日の夕餉」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ