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ドロップシッピング新米店長たのきんの挑戦奮闘記

安田記念(G1) 血統考察 

2021年06月02日 外部ブログ記事
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?安田記念(G1)血統的考察先週の日本ダービー(G1)は、好位追走から早め先頭に立った◎エフフォーリア(1番人気)を、中団から馬群を割って猛追した△シャフリヤール(4番人気)がゴール直前でハナ差とらえて優勝した。通算成績4戦3勝。毎日杯(G3)をレコード勝ちしたあと、皐月賞(G1)をパスしてここに臨み、3歳馬の頂点に立った。父ディープインパクトはこれで4連覇。通算11世代で7頭目の日本ダービー馬を出し、トウルヌソル、サンデーサイレンスを抜いてレース史上単独トップに立った。年間約7000頭の生産頭数を誇る現代において、これほどの寡占状態を作り上げているのは圧巻という以外にない。全兄アルアインは皐月賞(G1)と大阪杯(G1)の勝ち馬。兄弟でクラシック馬となった。さて、今週は安田記念(G1・芝1600m)。過去10年間で1番人気馬が5回連対している一方で、6番人気以下の人気薄が7回連対している。力関係がほぼ決まっている古馬のG1にしては波乱の決着となりやすく、馬券的にはおもしろい。過去5年間の優勝馬は、16年ロゴタイプ(8番人気)、17年サトノアラジン(7番人気)、18年モズアスコット(9番人気)、19年インディチャンプ(4番人気)、20年グランアレグリア(3番人気)と、1、2番人気が勝っていない。【グランアレグリア】「ディープインパクト×タピット」という組み合わせ。母タピッツフライはアメリカでジャストアゲームS(米G1・芝8f)、ファーストレディS(米G1・芝8f)などを制した芝の一流馬。前者を勝った際は1分32秒34という高速決着だった。時計勝負に強い血統であるといえる。母の父タピットが伝える気難しさの影響か折り合い面に難しさがあり、ペースが締まったマイル戦や、1200〜1400mの短距離戦でとくに優れた能力を発揮する。ディフェンディングチャンピオンであり、昨年は女傑アーモンドアイを真っ向勝負で負かしているのだから素晴らしい。それ以降、敗れたのは距離が長く道悪に苦しんだ大阪杯(G1)のみ。前走のヴィクトリアマイル(G1)は4馬身差の圧勝だった。過去に牡馬相手にG1を勝った経験のある牝馬がヴィクトリアマイルを勝った場合、続く安田記念(G1)では[1-1-0-0]と連対率100%。09年にウオッカが勝ち、20年にアーモンドアイが2着となった。この2頭はヴィクトリアマイルでそれぞれ7馬身差、4馬身差の圧勝だった。今年のグランアレグリアはこのパターン。前述のとおりヴィクトリアマイルを4馬身差で圧勝してここに臨む。昨年のアーモンドアイはグランアレグリアに土を付けられたが、今年のメンバーを見渡してその役割を果たす馬は見当たらない。ディープインパクト産駒は過去10年間で安田記念を3勝しており、種牡馬別の成績ではナンバーワン。気性的な弱点はほぼ解消され、能力は断然なので死角が見当たらない。【シュネルマイスター】3歳馬シュネルマイスターは、スローペースの逃げをとらえられなかった弥生賞ディープインパクト記念(G2)以外はすべて勝っており、通算4戦3勝。弥生賞(G2)を逃げ切ったタイトルホルダーは、続く皐月賞(G1)でも2着と健闘、能力の高い馬だった。加えて2000mも長かった。ベストの1600m戦に戻った前走のNHKマイルC(G1)はゴール直前で差し切り、重賞初勝利がG1制覇となった。「キングマン×ソルジャーホロウ」という組み合わせ。父キングマンは現役時代に愛2000ギニー(G1)、セントジェームズパレスS(英G1)、サセックスS(英G1)、ジャックルマロワ賞(G1)と欧州マイルG1を4連勝。2014年にカルティエ賞年度代表馬に輝いた。名種牡馬インヴィンシブルスピリットの最高傑作で、母ゼンダは仏1000ギニー馬。これも名種牡馬であるオアシスドリームの甥にあたり、なおかつ父系も同じなので、同馬とキングマンは血統構成の50%が同一。キングマン産駒は能力の上限が高い、という特長がある。カルティエ賞最優秀3歳牡馬に選出されたパレスピアー(セントジェームズパレスS、ジャックルマロワ賞、ロッキンジS)は、通算8戦7勝でマイルG1を3勝。この路線では現在敵なしの状態となっている。パーシャンキング(ムーランドロンシャン賞、仏2000ギニー、イスパーン賞)もマイルG1を3勝しており、距離不適だった凱旋門賞(G1・芝2400m)でも3着と健闘している。3歳馬なので今回は54kgで出走できる。前走よりも3kg減なので時計はまだまだ詰められる。【サリオス】「ハーツクライ×ロミタス」という組み合わせ。サラキア(府中牝馬S、エリザベス女王杯-2着、有馬記念-2着)の4分の3弟で、母サロミナ(独オークス)、2代母ザルデンティガーリン(オイロパ賞-2着、独オークス-3着、独ダービー-4着)はいずれも独3歳牝馬チャンピオン、という筋の通ったファミリーに属している。ここ2走はいずれも5着と敗れているが、前走の大阪杯(G1)は道悪がこたえた。前々走のマイルCS(G1)は好位のインにつけた馬同士で決着したレースで、大外枠で後方待機策を取ったこの馬には厳しいレースだった。ハーツクライ産駒らしい東京巧者で[3-1-0-0]と連対パーフェクト。日本ダービー(G1)でコントレイルの2着に敗れた以外はすべて勝っている。東京芝1600mは2歳時にサウジアラビアロイヤルC(G3)でレコード勝ちを果たしている。コース適性は高く、巻き返しの可能性は十分。【インディチャンプ】2019年に安田記念(G1)とマイルCS(G1)を制覇し、JRA賞最優秀短距離馬に選出された。「ステイゴールド×キングカメハメハ」という組み合わせで、シルクロードS(G3)を勝ったアウィルアウェイの半兄にあたる。2代母トキオリアリティーは希代の名繁殖牝馬で、本馬の母ウィルパワー(準OP)のほかに、リアルインパクト(安田記念、ジョージライダーSなど重賞4勝)、ネオリアリズム(クイーンエリザベス2世Cなど重賞3勝)、アイルラヴァゲイン(オーシャンS)を産んでいる。孫の代からも本馬をはじめ活躍馬が出ており、子孫に強い影響力を及ぼしている。昨年のマイラーズ?(G2)を勝ったのを最後に勝ち星がないものの、安田記念(G1)3着、マイルCS(G1)2着、高松宮記念(G1)3着と、安定して上位争いに絡んできている。単勝は買いづらいが、連下には押さえなければならない馬だ。【ラウダシオン】「リアルインパクト×ソングアンドアプレイヤー」という組み合わせで、アンブロジオ(ファルコンS-4着/ローズキングダム)の半弟にあたる。インリアリティとアンブライドルドのニックスを抱えた配合は高く評価できる。東京芝コースでは過去4走し、NHKマイルC(G1)、京王杯SC(G2)、クロッカスS(L)を勝ち、富士S(G2)は2着と、連対パーフェクト。父リアルインパクトは東京芝1600mで連対率30.0%。2011年以降、東京芝1600mで産駒が20走以上した106頭の種牡馬のなかで第1位。第2位の父ディープインパクトが26.2%なので4ポイント近い差をつけた断然トップとなっている。ただ、ラウダシオン自身は、昨年のマイルCS(G1)を最後に短距離路線に鞍替えし、1200〜1400mで3戦している。今回は距離延長が鍵となる。調教の動きや枠順などを総合的に判断し、週末に最終結論を出したい。★ギャグマンガ面白いzo☆彡AmebaマンガGIANT KILLING(1)

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