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ヴィクトリアマイル(G1)考察 

2021年05月12日 外部ブログ記事
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?ヴィクトリアマイル(G1)血統的考察先週のNHKマイルC(G1)は、中団を追走した△シュネルマイスター(2番人気)がゴール直前で▲ソングライン(7番人気)をとらえて優勝、重賞初制覇をG1で飾った。かつて“マル外ダービー"といわれたレースだが、外国産馬の優勝は2001年のクロフネ以来20年ぶりのこと。父キングマンは現役時代に欧州年度代表馬に選出された一流マイラーで、種牡馬としても成功している。△シュネルマイスターはサリオスを近親に抱えるドイツ牝系の出身。いずれ種牡馬となってほしい良血馬だ。さて、今週はヴィクトリアマイル(G1・芝1600m)。昨年は1番人気アーモンドアイが4馬身差で楽勝。休み明けとはいえ、牡馬一線級を子供扱いするような女傑が牝馬限定のG1に出てくれば、手合い違いの競馬になるのは致し方ない。前年の春、安田記念(G1)に出走して3着と敗れているが、このときはスタートで致命的な不利を被りながら勝ち馬にクビ、ハナ差まで詰め寄っている。まともなら楽勝していたと思われる内容だった。前年に安田記念を勝ち、翌年ヴィクトリアマイルに臨んだ馬は、2009年のウオッカしかいない。同馬は7馬身差の圧勝だった。これとほぼ同列に扱えるアーモンドアイも4馬身差の圧勝だった。それを考えると、前年の安田記念を勝ったグランアレグリアは、能力水準が一頭だけ違う可能性が高い。【グランアレグリア】「ディープインパクト×タピット」という組み合わせ。母タピッツフライはアメリカでジャストアゲームS(米G1・芝8f)、ファーストレディS(米G1・芝8f)などを制した芝の一流馬。前者を勝った際は1分32秒34という高速決着だった。時計勝負に強い血統であるといえる。母の父タピットが伝える気難しさの影響か折り合い面に難しさがあり、ペースが締まったマイル戦や、1200〜1400mの短距離戦でとくに優れた能力を発揮する。ディープインパクト産駒は過去10年間のヴィクトリアマイル(G1)で3勝、2着4回と断然の成績を残している。前走の大阪杯(G1)は4着と敗れたが、距離が長かった上に道悪に祟られ、能力を出し切ることができなかった。それでもコントレイル(3着)とわずかクビ差だったので地力の高さは歴然としている。良馬場で、なおかつ前走の疲れがなければ負けるシーンは想像しづらい。【レシステンシア】「ダイワメジャー×リザールアイランド」という組み合わせ。母マラコスタムブラダは現役時代、南米アルゼンチンでヒルベルトレレナ大賞(G1・芝2200m)を4馬身差で逃げ切った。父ダイワメジャーは瞬発力よりもスピードの持続力に秀でたタイプで、デインヒルとサドラーズウェルズを併せ持つ母も同様の資質を伝えている。したがって、母と同様に先に行って粘り強いタイプとなっている。ダイワメジャー産駒は3歳春に東京芝1600mで行われるNHKマイルC(G1)を3勝している。しかし、古馬の安田記念、ヴィクトリアマイルは合計19回出走して一度も優勝したことがなく、それどころか5着が最高着順という惨憺たる成績。能力水準に照らしてこのメンバーのなかではトップクラスの強豪であるのは間違いないが、血統からは積極的に買いづらい。【マジックキャッスル】「ディープインパクト×シンボリクリスエス」という組み合わせで、兄弟にソーグリッタリング(エプソムC-2着)、ソーヴァリアント(弥生賞-4着)がいる。母方にフェアリーキングを持つディープインパクト産駒は成功しており、ハープスター(桜花賞)、ジュールポレール(ヴィクトリアマイル)、コントラチェック(重賞3勝)、サトノガーネット(中日新聞杯)といった重賞勝ち馬が出ている。本馬はその1頭で、ここ3走、秋華賞(G1)2着、愛知杯(G3)優勝、阪神牝馬S(G2)2着と、いずれも牝馬限定戦ながら連対を続けている。前走の阪神牝馬Sは最後の直線で馬群を縫って追い上げるロスがあり、それでいて上がり3ハロンがメンバー中最速(32秒4)だった。東京芝1600mではクイーンC(G3)でクビ差2着。コース、距離ともに苦手とは思えないので、能力どおり走れば上位争いに加われそうだ。【デゼル】「ディープインパクト×ルアーヴル」という組み合わせ。母アヴニールセルタンは仏1000ギニー(G1・芝1600m)、仏オークス(G1・芝2100m)、ノネット賞(G2・芝2000m)の勝ち馬。その父ルアーウルは仏ダービー馬で、種牡馬としても成功し、現役時代8戦全勝の成績を残した名牝ラクレッソニエール(仏1000ギニー、仏オークス)、わが国でフィリーズレビュー(G2)を勝ったプールヴィルなどを出している。本馬は母の初仔で、父はディープインパクト。前走の阪神牝馬S(G2)で重賞初制覇を成し遂げた。芝1600〜1800mなら外に出せば確実に伸びてくる【テルツェット】「ディープインパクト×デインヒルダンサー」という組み合わせ。母ラッドルチェンドは現役時代に未勝利に終わったものの、リアルスティール(ドバイターフ)とラヴズオンリーユー(オークス、クイーンエリザベス2世C)の半姉にあたる良血。したがって、テルツェット自身はこの兄妹と4分の3同血の関係(父が同じで母同士が親子)にある。デインヒルが入ったディープインパクト産駒はマイル戦に強いという傾向がある。通算成績は6戦5勝。昨年8月、1勝クラスの村上特別(芝1600m)を勝ってから4連勝と勢いが止まらず、前走のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)は後方追走から外を回って追い上げ、直線で鋭く突き抜けた。420kg前後の小柄な牝馬だが、体格の不利をまったく感じさせず、前走はハイペースで牡馬を蹴散らした。息の入らない流れになるG1の舞台でも楽しみだ。【マルターズディオサ】「キズナ×グランドスラム」という組み合わせ。ダートで活躍したアルタイル(父カネヒキリ/マーチS3着)の半妹にあたる。母トップオブドーラはダート短距離で3勝を挙げた。父キズナは現時点におけるディープインパクトの最良の後継種牡馬。すでにJRAで重賞を10勝(キメラヴェリテの北海道2歳優駿を含めると11勝)している。本馬はそのうちチューリップ賞(G2)と紫苑S(G3)を勝っている。母方に入るゴーンウェスト、ヌレイエフ、ブラッシンググルーム、ニジンスキーはいずれも父と相性が良く、現時点でキズナ産駒の成功配合のスタンダードといえるもの。前走の高松宮記念(G1)は距離が短く、なおかつ苦手な重馬場で、しかも道中落鉄をするアクシデントがあった。それでいて勝ち馬から0秒4差の8着なら大健闘だろう。これまで連対を外したレースはいずれも理由がある。桜花賞(G1)は重馬場、オークス(G1)は距離が長く、秋華賞(G1)は逃げが裏目に出た。ベストは良馬場のマイル戦。今回、その条件がそろえば馬券圏内に食い込めるはず。調教の動きや枠順などを加味しつつ、週末に最終結論を出したい。

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