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たかが一人、されど一人

他国のことではあるが 

2021年04月30日 外部ブログ記事
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 アメリカのバイデン大統領が国会で、就任後100日にして初めてとなる施政方針演説を行ったそうだ。国が異なるから当たり前だろうが、日本の首相国会演説とは様相が随分違うと思いながらニュースを観た。約1時間の演説だったそうなので、長さでは日本首相演説と大きな差はないかも知れない。しかし説得力に於いては大分違うように思う。記憶力が悪いせいもあるが、菅首相の施政方針で記憶に残っていることは何もないが、昨日のバイデン氏の演説はかなり分かり易かったように思う。何でもバイデン大統領が最も信頼していると言われる首席補佐官のサリバン氏が、選挙期間中から全米を細かく回って現代社会の問題点を洗い出したレポートをベースに政策が練られたとの事。内容を簡潔に要約しているキーワードは「中間層」。「ウォール街がこの国をつくったのではなく、中間層がこの国を築いたのだ」今後はこの層の人たちを大事にして政策を推進して行くことを表明し、総じて評判は悪くないらしい。世論調査での支持率は57%とそんなに高くはないが、前任のトランプ氏は一度も50%に達したことがないそうだ。他国のリーダーだからどうでもいいとも言えるが、新大統領年齢的にはほぼ同世代。当初認知症なんかが噂されたりして、確かに随分年寄りに見えたし、選挙活動はコロナ政策一本槍で、国家運営の大役を果たせるかと老婆心に思ったりしていたものだ。ところが、この爺さん就任するや突然人が変わったように元気になったらしい。少なくとも昨日の報道を見る限り、ボケの印象は全く感じない。しかもこの100日間に実行したり宣言している諸政策は相当意欲的で、既に今後6年間に600兆円を超える財政支出を公約している。いくらアメリカと言えども、大統領の口約束が議会の賛同を得ずに実行には移せないようだが、意欲満々であることだけは事実だろう。現在様々な意味で少し遅れを取り始めた対立する中国・ロシア・イランなどについても競争心を明確に打ち出して世界のリーダーの一を簡単には譲らない姿勢も相当明確に示している。日本政府はアメリカの忠犬ハチ公みたいものだから、この姿勢には大拍手喝采を送るかも知れぬが、今後アメリカから突きつけられる要求は益々厳しくなるだろうし、一方の中国からも経済面での踏み絵を突きつけられることになるのだろう。

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