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平成の虚無僧一路の日記

偈箱に「明暗」と書くのは戦後 

2021年02月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



虚無僧は、前に「明暗」と書いた偈箱(げばこ)を下げてここにいただいたお布施を入れるが、これは昭和30年代からのこと。映画で使われてからだ。不思議なことに、江戸時代の浮世絵など虚無僧の絵には偈箱は無い。頭陀袋なのだ。歌舞伎の助六は虚無僧だが偈箱は下げていない。江戸初期の虚無僧の絵では、天蓋もない。現在の天蓋は天保の頃。江戸中期以降らしい。そもそも虚無僧に定番のスタイルなんか無いようである。花嫁の内掛けのような、派手な女の着物を来ている伊達虚無僧の錦絵も多い。ちなみに私のスタイルは2パターン。白の着物に金襴の袈裟、錦の尺八袋に白の房、「明暗」と白字で書いた黒の偈箱。白足袋に手甲脚絆。スクリーンから抜け出たような美麗な装束。黒の擦り切れた着物に破れた天蓋、ぽろぼろになった袈裟、地味な偈箱、素足に下駄。と暮露(ぼろ)の格好。しかし、お布施の入りは、スタイルに関係ないから不思議だ。歌舞伎や錦絵のような女の衣装も着てみたいのだが、これではキチガイ扱いされるのがオチかな。

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