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心の傷・・・(^^♪☆(誕生日) 

2021年02月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


小説家・吉村昭氏は“足で書き残す”人でした。 戦争の現実を緻密に描き、一つの題材で192人に取材したこともあるといいます。 建造中、徹底して存在が秘匿された戦艦武蔵。 この歴史に迫ろうと、造船所のある長崎を訪れた折、一人の老漁師に出会います。 憲兵らの目を盗み、雨戸の隙間から出港する武蔵を見たと語ってくれました。 だが急に「今おれが言ったことは、だれにも言わないでくれ」と。 戦争が終結して、20年が過ぎていました。 しかし、老人の胸中には憲兵らの監視が、いまだに恐怖として残っていました。 老人は、戦艦武蔵をテーマとした別の取材でカメラを向けられると、カメラを制し、手で顔を覆った。 戦争の記憶は、老人の心を恐怖で縛り、苦しめ続けていたのです。 時の経過は、記憶を薄れさせ、風化させていきます。 だが、戦争体験者が負った“心の傷”は、決して消えることはありません。 今も、戦時下の経験を初めて語る人がいます。 そうした証言を残し、平和を継承していくことは、今を生きる私たちの使命です。 戦争という巨悪への怒りなくして、ヒューマニズムはない。 核兵器禁止条約が発効されました。 世界が新たな一歩を踏み出す今、足元から「不戦の連帯」を広げたいですね。  今日は僕の誕生日。この一年、人のお役に立てるように邁進してまいります。「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。大丈夫!大丈夫!             

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