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ゴッドファーザー 

2020年12月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
「ゴッドファーザー/ The Godfather」。
BSプレミアムで2020年12月28日(水)21:00〜放送。
アメリカを舞台に、イタリア系マフィアの
コルレオーネファミリーの愛と興亡の一大叙事詩。

光と陰の映像と美しい音楽に彩られた、
F・F・コッポラ監督の代表作。
原作・脚本はマリオ・プーゾ。

キャッチフレーズは
”権力という孤独、愛という哀しみ、男という生き方”。

舞台はは第二次世界大戦が終わった1945年。

イタリア系アメリカ人のコルレオーネ家は
ニューヨーク市郊外の高級住宅街にある。

この屋敷の主人はマフィアのドン(首領)の
ヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)。

映画はこの、娘コニー(タリア・シャイア)の
結婚祝賀宴から始まる。
(コッポラは黒澤明監督の『悪い奴ほどよく眠る』の
結婚披露宴から始まるシーンを参考にしたらしい。)

このシーンで流れる曲はイタリアのクラシック音楽の
作曲家・ニーノ・ロータの「ワルツ」。
https://youtu.be/mFCEov0KhBo

主題曲の「愛のテーマ」同様、いい曲ですね。
https://youtu.be/b0cBvp1FGEM

宴もたけなわの頃、薄暗い書斎で男達の嘆願を聞き、
その解決策を次々と支持するヴィトー。

このドンを演じるマーロン・ブランドは当時47歳。
低迷気味だった彼はこの役を得るために、
自らメイクアップ師を雇い、68歳のヴィトーに
化けてスクリーンテストを受けたそうだ。

宴の中、海兵隊大尉の制服に身を包んだ三男の
マイケル(アル・パチーノ)が、
恋人のケイ(ダイアン・キートン)を
伴い久しぶりに帰宅する。

初めてマイケルの家を訪れたケイは彼の兄弟たち、
大柄で快濶な長兄ソニー(ジェームズ・カーン)、
大人しい次兄のフレド(ジョン・カザール)、
それに血は繋がらないが兄弟同然に育った弁護士の
トム(ロバート・デュヴァル)を紹介される。

そんな中、ヴィトーがある日、対立する
タッタリア・ファミリーに襲われ、
両ファミリー間の抗争が激化する。

コッポラは映画を125分の作品として編集したが、
映画会社がもっと長くしろと要求したので結局177分の
長編映画となっているので、気合を入れて見て下さいね。

コッポラ監督は当時、破産寸前で4500万円の
安い契約で監督を引き受け、
”人生のすべてがかかっていた”と後に語っていたそうだ。

もっとも、パラマウントも200万ドルという低予算だったため
当時、無名に近かった31歳のイタリア系アメリカ人の
コッポラを起用したそうだが、両方の思惑が一致したため
本作のような素晴らしい映画が出来たとは、必然の偶然?

マーロン・ブランドは本作でアカデミー主演男優賞を
獲得したが受賞は拒否。

本作の製作が発表された時に、本物のマフィアが
口を出してきたので、プロデューサーは
ニューヨークの五大ファミリーの
ジョゼフ・コロンボと表現の方法で交渉したとか。

1972年(昭和47年)制作。



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