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映画が一番!

桜田門外ノ変 

2020年12月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

イギリスではアメリカの「ファイザー」が開発した
新型コロナウイルスのワクチンを承認したと発表。
これで、日本でも承認されれば、万々歳です。

”ワクチン無料の改正法”も成立して、
本年度中にも接種の可能性があるようですが、
海外のワクチンは人工遺伝子を使う新技術なので、
副作用が起きる心配はあるようです。

それに、このワクチンは零下70℃で保管する必要が
有るので、これらの設備を設置しての接種になるので
まだ、道半ばと言ったところでしょうか。

”早く来い来い、お正月”ではなく
”早く来い来い、ワクチン様”ですね。

今日の映画紹介は明日、放送の「桜田門外ノ変」。
BS日テレで2020年12月4日(金) 18:00〜放送。
開国か、攘夷か、そこには誇りを懸けた男たちの志があった。
2010年10月に観た時の感想文。

原作は吉村昭の歴史小説。
開国か攘夷かに揺れ動く激動の時代。
井伊直弼が暗殺された桜田門外の変と
その前後の顛末を、襲撃を指揮した
水戸藩士の関鉄之介の視点から描く幕末時代劇。

キャッチコピーは
”幕末リアリズム。日本の未来を変えた、史上最大の事件”。

安政7年(1860年)2月18日。
水戸藩士の関鉄之介(大沢たかお) は
妻ふさ(長谷川京子)と息子の誠一郎(加藤清史郎)に
別れを告げ、江戸へ向かう。

それは、それまでの穏やかな暮らしを捨てて、
幕府の大老・井伊直弼(伊武雅刀)を討つためだった。

鉄之介は金子孫二郎(柄本明)、高橋多一郎(生瀬勝久)ら
水戸藩を脱藩した17名と、
薩摩藩士の有村次左衛門(坂東巳之助)を加えた
18名が実行部隊として集結して襲撃は3月3日に決定。

鉄之助は水戸藩尊王攘夷派の金子孫二郎(柄本明)から、
実行部隊の指揮を執るよう要請される。

桜田門で、実行部隊は行列に襲いかかり、
有村次左衛門が井伊の首を刎ねたが、
襲撃隊は稲田重蔵(田中要次)が死に。
4人が自刃、8人が自首する結果となった。

その成功を見届けた鉄之介は、京都へと向う。
井伊の暗殺と同時に薩摩藩が京都を制圧して
朝廷を幕府から守る計画だったが、
薩摩藩が翻意した為、鉄之助は幕府側からは勿論、
かつての 同胞だった水戸藩士からも追われる立場となる。

鉄之助がここに至るまでには、時代背景があります。
1853年(嘉永6年)に東インド艦隊司令官ペリー率いる
「黒船」が浦賀に来航し、鎖国政策を続けていた
江戸幕府に開国の要求を突きつけたこと。

このペリーの開国要求に対して、
開国派の大老・井伊直弼(伊武雅刀)の一派と
尊王攘夷を唱える
水戸藩主の徳川斉昭(北大路欣也)一派との
激しい権力闘争がこの『桜田門外ノ変』となっています。

本作を見て、思った事は何か改革を起こすのは
鉄之助のような下級武士とか一般庶民で、
組織内の幹部から改革は起こらないということです。

翻って、現在に当てはめても、役人、官僚から
現状打破の改革は起こらないようです。
それはそうですね、親方日の丸で何もしなくても、
のう-のうと生活出来れば、
私でも現状維持で満足しますからね。

テロを犯す連中も失う者がないから、平気で人を殺す。
何かをやろうとするには、人間として、やっていられない
負の要因がエネルギーとなって人を動かすのでしょう。

監督は佐藤純彌 。



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